創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   節分   レモネード

 「おにはー外。福はー内。」
と大きな声でさけびながら妹と母と一緒にお庭に向かって豆を投げた。今日は二月三日。節分だ。お庭にばらまかれた豆は、多分ちゅんちゅんちゃんが食べるだろう。
 ちゅんちゅんちゃんとは、母のペットみたいなすずめのことだ。妹がよく残す。パンの耳を小さくちぎり、スズメにあげているのである。パンが大きいとカラスが来るのでパン粉のように小さくちぎる。ある日に、みかんを木の枝にさしておくと、メジロが来た。みかんを半分に切っておいたので、グレープフルーツのような形になっており、実と実の間のまくのようなものがきちんときれいに残っており、オレンジ色の実だけなくなっていたのだった。この地球に、この世界にこれほどみかんがきれいに食べられる動物がいるということが初めて分かった。
 ちゅんちゅんちゃんの節分のごちそうは、豆だが、私たちと言ったらやっぱり手まきずしである。そこで母に質問。
「ねえ今年はどっちの方向を向いて食べればいいの?」
「どっちだっけー?確か西南西だったとおもうけどな・・・」
というあいまいな言葉しか戻ってこなかったが、一応西南西の方向を見てだまって食べようと思ったが、どうしてもしゃべりたくなり、ついつい、
「あのさあ・・・」
としゃべってしまうので。一つだけ、しゃべらずに食べ、後は全部しゃべりながらワイワイおいしく食べた。
 節分は昔から伝わっている伝統行事で、これからの大切にしなくてはならない事が分かった。
 手まきずしでいっぱいになったおなかをさすりながら、「ごちそうさま」と言う私はまるで、とうもろこしを食べすぎたタヌキのようだと自分でも思わずにはいられなかった。




 

   講評   koni


 丁寧に清書できました。読解問題も頑張ったね。
★3月4日(木)は、進級試験です。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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