低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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島の法則 かねめ
島では大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる。島という限られた面積の中では、えさになる動物の数もたかがしれてくるわけで、そのくらいの数では捕食者は生きて行けなくなり、島では捕食者がほとんどいない、もしくはまったくいないという状況が出現する。日本という島国ではエリートのスケールは小さくなり、ずばぬけた巨人とよびうる人物は出て来にくい。逆に小さい方、つまり庶民のスケールは大きくなり、知的レベルはきわめて高い。動物に無理のない体のサイズがあるように、思想も人類に似合いのサイズがあるのではないか。
僕がこの話を読んで一番驚いたのはゾウやネズミはそれなりの代価を支払わなくてはならないことだ。食料は体重は半分だったら四分の一くらいでいいのでは無いかと思っていた。
僕にも似た話がある。先ず昔の人を島の法則に当てはめてみた。最初は真田氏だ。昌幸の事について話す。関が原の戦いの時、昌幸は西軍に組みした。そして主力部隊で大軍である徳川軍を巧みな戦略を使って少数で敵を足止めさせた。信繁(幸村)は真田丸を大阪城に築き、相手に多数の犠牲を出した。さらに夏の陣では一人で相手を突破して得が和本人まで迫る勢いを見せた。ということは真田家をいうエリートのスケールはまるで今にも爆発しそうな巨大な風船のように大きい。しかし庶民は読み書きのできない人が大多数をしめていることから、スケールは小さくなる。
では、今の人に当てはめてみる。オリンピック選手は長島圭一郎選手と加藤条治選手メダルを取った。しかし、金ではない。金は現時点では全て外国人選手に取られてしまっている。これは日本人エリートのスケールが小さくなってきているということだろう。最後は僕が例だ。僕は読書もできるし、計算もできる。だから庶民のスケールは大きくなっている。
島の法則は昔の人には当てはまらないことが多くて、今の人に当てはまることが多いことが分かった。時代が変わると色々変わるんだなと思った。僕は昔のエリートのようなスケールの大きい人になってみたいと思う。
講評 kia
清書と読解問題がんばったね!
3月もはりきっていきましょう!
※ わんぱく宣言の作文受け取りました。がんばって書いたね(^O^)
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