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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   世間と自分   さくら

 私は小学校3年生くらいの時、五人くらいで仲の良いグループを作っていた。もともとわたしはメンバーがかたく決まってしまっているようなグループは、好きではなかったが、グループの中にいる以上は、休み時間や、登下校中一緒に過ごす人がいるという安心感から、ずっとそのメンバーで過ごしていた。そのメンバーとは鬼ごっこをして遊んでいた。ある日、お昼休みがいつもより短い日があった。その日もいつもと同じようにおにごっこをすることになったが、本当は私は集合時間に遅れないためにも、1日くらいは教室にいるのがいいのではないかと思ったが、そこで、そのような意見を言ったら、もう二度とそのグループには戻れないのではないかという思いがあったから遊んでしまった。教室に戻るのは集合時間ぎりぎりになってしまい、焦ったのを今でも覚えている。私は、世間というものにとらわれすぎるのは良くないと思う。
 その理由はまず個人の意見を持ちにくくなるからだ。中学生にもなると校則を守らない人が出てくる。学校に持ってこなくても良いものを、持ってきている人を見ても、それは、休日でもできるのではないか。わざわざここに持ってこなくても、良いのではないか。それで見つかって怒られてしまったら自分が損する手ではないのか。と心の中で思っても、それを実際にその一つに対することはできない。他にも、その人たちをよく思ってない人は、いるかもしれない。でも、その人たちが、先生に言いにくことができないのは、校則違反をしている人にあとであなたが先生にいったんでしょう。と言われて、学校という小さな社会から弾き出されるのが、怖いからなのではないか。後で見つかって怒られるのと、仲間外れされるのどっちが辛いかそう考えと、難しいという思う人が多いのではないか。
 もう一つの理由は、物事をみんなと同じような考えしか見られなくなってしまうからだ。ある調査によると、行きたい旅行先は1位オーストラリア2位ハワイの48.4%3位カナダの47.6%4位スイスの45.6%というデータがある。これを見ていると、私も、オーストラリアや、南国に行ってみたいという気持ちがあるので、自分の行きたいところも世間にながされていることがわかる。実際に学校の友達もよく、オーストラリアに行ったり、アメリカに行ったりしている。ある程度身近な人たちが行きたいと思ったところに、想像が膨らんでいってみたいという気持ちになるのかもしれない。
 たしかに仲間どうしで助け合ったりすることは大切だ。しかし自分の考える通りに生きなければならない。そうでないとついには自分が生きた通りに考えるようになってしまうという名言があるように世間にとらわれずに視野を広げ、自分の価値観をしっかりと持つことが大切である。

   講評   jun

 段落ごとのバランスを整えて清書することができました。
 第一段落は、これからも要約ではなく、こんなふうに身近な実例を書いてもいいですよ。書きやすい方でやっていってください。

                      

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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