創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   目の前の壁   音楽大好き少年

僕には今、大きな壁が立ちはだかっている。「受験」という大きな壁だ。この壁は今までで一番高く、そして一番厳しい。だが、乗り越えなければいけない壁なのだ。この壁は
一生の中でも一番高い壁になるかもしれない。そして皆、この壁を乗り越えて次のステージ進むのだ。そしてこの壁は、「春」というスタートで中3になり受験生になり、「
夏」という中盤戦の頃には、そろそろきつくなってくる。「秋」には、みんな死に物狂いだ。「冬」、終盤戦、ラストスパートそして受験、長ーい、長ーいプログラムが仕組
まれている。「受験」だ。今、その壁を見上げている自分がいる。確かに受験勉強は大切だ。なぜなら、高校に入ったらその次のステップがある。しかし高校に入れないと、
中卒で、就職、とても大変だ。つまりこの春が、人生を左右すると言っても過言ではない。だから受験勉強はたいせつなのだ。僕の学校の理科Ⅰ分野の先生は、とても厳しい
事で有名なのだが、その厳しさの大切さがようやく理解できるようになった。その先生は、「講師の先生」といって、何校かの学校を回って、「理科」という科目を見ており
一週間で5校を回っている、多忙な先生だ。その先生は、今まで20年間教員をしてきて10000人の生徒をみたと言っていたが、その中にもやはり高校にうかることがで
きずに、建設会社で働いていた。という生徒がいたそうだ。「能力がないと、力ではたらくしかないから大変だ」とぼやいていたという。このように受験に失敗すると、大変
な事になり、つらい思いをする事が多いのである。やはり受験勉強は大切だ。しかし、受験にとらわれ過ぎて自分を見失うのもよくないと言う意見もある。確かに受験勉強ば
かりやっていて、自分の好きな事や、自分の趣味、特技などを忘れて勉強しかないというのは、困った話だ。僕は前に東大生には、自分の靴紐も結べないという人が多いとい
う話を聞いた事がある。東大生と一区切りにしてしまうと偏見だが、今まで勉強にばかり走り、必要最低限以外のことは全て勉強にささげてきたと言うような人が、靴紐を結
べなくてもしかたがないのかもしれない。勉強がトップレベルであるよりも、靴紐を結べるようになる事のほうが今の社会では大事だ。と僕は思っている。きっと勉強は大切
でも、頻繁に使われる時、またそうではないとき、勉強の意味、意義をしっかりと考え、これからの受験に向かっていくべきなのではないかと思う。このように、受験にとら
われずに自分を守ると言う事も、大事なのだ。確かに、受験勉強も、自分自身の成長を考える事も、どちらも大切だ。しかし、一番大切なことは「自分が考えるよう生きなけ
ればならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう」という名言もあるように、強い精神力をもち、これから長い人生を生きていく中で
受験などの大きな壁も自分のためになると自分にとってプラスに考えられるようにする事である。

   講評   huzi

自分の考えを、意見の流れに沿ってスムーズに表現できるようになってきています。今後はさらに視野を広め、いろいろな立場に立ってテーマについて考えを深めていきましょう。

 貼り付ける元の原稿は、ワード(ワープロソフト)ではなく、メモ帳で作成してみるとよさそう。スタート→アクセサリ→メモ帳 でたどってみてね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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