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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   子供の遊びから学ぶこと   いちごサクラ

 学童の遊びには多くの想像力や感性的思考力が含まれているから様々なものになる。七、八歳ぐらいまでの子供はあきずに同じ「何々ごっこ」を遊んでいる。しかも本当にその人物になりきり、冒険心や勇気が湧き上がることがある。そうすることによって、想像力が豊かになることもある。そうして、同じこころの世界に遊んだ者同士として、その友達を忘れられず、交友、恋愛、結婚など対人関係の基本をつくる力を身につけている。また、子供の多くが詩人的素質を表わすのは、新鮮な感受性と空想力を発揮できるからである。これをうまく発達させれば、大人の「現実」を乗り越えさせ、新しい精神的世界を生み出せることにつながるから、大人は子供から学ぶようにしたほうが良い。(要約)
 確かに、子供の頃に遊んだことから得られるものは多い。(意見)小さい時に冒険ごっこをして遊んだことから、少し大きくなったときに、道に迷ったりしても焦らずにその周りを探検し、もしかしたらもとの道に戻れるという可能性がある。また、女の子同士でお姫さまごっこなどをしていると、そのおかげで恋愛が少し楽しめる、あるいは将来どんな人と結婚したいかという理想がつくかもしれない。私は、子供の頃リカちゃんのお人形のファストフードセットを持っていて、それでよく遊んでいた。私は、それをいつも友達と二人で遊んでいた。そのおもちゃは、一人がボタンを押して好きなものを注文して、もう一人が注文されたものを「作る」、という設定になっている。注文されたものを「作っている」ときは、実際に作っているみたいにジュージューと音がして、私はとてもそれが好きだった。今思うと、それは将来ファストフード店で働くようになったときのための小さな準備だったのかもしれない。
 しかし、勉強と努力をしなければ学べないこともある。(意見)何でも小さい頃にやったから学ぶ必要はない、ということは決してない。例えば自分はまだ何もやっていなくても、歴史の勉強をしていて歴史上の人物が何か過ちをおかしたということを習い、自分はそうしないように気をつけると学ぶことは勉強をしなければ分からないことだ。昔話「十二支のはじまり」では、猫はなぜその動物たちの一匹になれなかったかという説を聞いたことがある。猫は、ネズミに日にちを聞き、違う日にちを教えられ、一日遅れて神様の所に行ってしまった。だから今でも猫はネズミを嫌う、と言われている。猫はそういった勉強はできなかったけれど、もしネズミが悪いとあらかじめ知っていたらそういうことになっていなかっただろう。
 確かに、子供時代に遊んだことから学ぶことはある。実際体験をする、または何々ごっこをすることで、将来本当にそういう体験をしても意外と冷静にふるまうことができる。同時に、遊んだだけでは学べないこともある。そういう場合は、勉強や努力が必要になる。親や先輩からしか学べないこともあるから、そういう人に相談することも大切だ。また、目標を達成させるためには、努力が必要だということを学ぶことも大切だから、それを分からせることも大事だ。しかし、「経験は、最良の教師である」という名言があるように、一番大切なことは、色々なことを体験し、その体験から物事を学び、大事なことを身につけて行くことだ。

   講評   suman

  いちごサクラさん、こんにちは。項目・字数とも満たして、感想文がしっかり書けましたね。進級試験合格です。おめでとう!
           
 「子供の頃に遊んだことから得られるものは多い。」という意見について、いくつも例が書けましたね。その中で、体験実例は「子供の頃リカちゃんのお人形のファストフードセットを持っていて、それでよく遊んでいた」こと。これは、「将来ファストフード店で働くようになったときのための小さな準備」というより、「実社会の模擬的な体験」と捉えたほうが、ぴったりしないでしょうか。ファストフード店は多くの人が利用しますが、みんながそこで働くようになるわけではありませんね。
 昔話実例、名言は、適切に入れることができました。
 新学期もこの調子で頑張りましょうね。

         

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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