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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人との触れ合い   しんご

 昔、訪問販売で詐欺にあったことがあった。日本では路上の販売はあまり見かけないが、路上販売や訪問販売にはリスクがつきものだ。スーダンの路上で煙草屋から一箱買おうとした。一度にたくさん買えば煙草屋も喜ぶだろう思ったのだが、ほかの人の分がなくなるから全部は売れないと言われた。事情を知ったぼくは、一本だけ買った。いい気分だった。私たちは人間的なコミュニケーションを大切にして生きていくべきではないか。
 そのためには第一に、人との触れ合いを大切にしていくことである。私は、小さい頃から人見知りであまり人と話すことが得意ではないのだが、最近はなるべく自分から積極的に話しかけるように努力している。例えば、同じマンションに住んでいる人に会ったら「おはようございます」と声をかけたり、学校の廊下で先生に会ったらお辞儀をしたりあいさつをするようにしている。私は以前、学校の先生からこんな話を聞いた。「部活動で先輩から指導を受けているから、みんな廊下で先輩に会うと挨拶をしている。でも、先生とすれ違ったときは無視する人が多々いる。」この話を聞いて確かにそうだなと感じた。この話を聞いてから私は、誰かに言われたから、言わないといけないからという理由で挨拶をするのではなく、人として当たり前という気持ちで挨拶するようにしている。
 第二には、社会自体も機械に頼らず、人間どうしの触れ合いを重視したものにしていくことである。エジソンは、蓄音機などを発明したことからも分かるように機械の力を充分に活用した人だったが、子供時代は、小学校の先生による機械的な指導で退学を余議なくさせられた。そのエジソンの可能性を引き出したのが母親の人間性だった。
 確かに、大量生産や大量販売は、豊かな社会を生みだした。しかし、私たちは原点に戻って、社会の基盤となる人間のコミュニケーションということに目を向けるべきである。「経験は、最良の教師である」という言葉がある。人間が成長するための貴重な経験は人間との触れ合いの中により多くあるのではないだろうか。

   講評   suzuyo

 しんごさん、こんにちは。今朝庭の桜を見たら今にもさきそうなつぼみがちらほら…春がやってきましたね^^

第1段落 
 もう少し色々な要素を入れて要約してみましょう。少し字数が足りないかな。生き方主題はよく設定できています。
第2段落
 人間的なコミュニケーションを大切にしていくためには何をすればいいか?人間関係が希薄になっている今、真剣に考えなければならないテーマですね。方法の一つ目・具体例を挙げることができました。あいさつをするにしても、気持ちが大切。とても良くまとめられています。
第3段落
 社会の仕組みという観点から二つ目の方法を挙げることができました。伝記実例にも挑戦できました。教育システムなどで、社会実例を挙げてもいいですね。
第4段落
 反対意見に理解を示し、名言を引用して主題に戻ってまとめることができました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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