低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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勉強も大切だけど遊びも大切に のここ
例えば、自分が子供だった頃に、友達と一緒にサッカーをしてよく遊んだのをよく覚えている。たまにはケンカになる時もあったが、皆で声をかけ合い、遊びがとても楽しくなっていた。この遊びからは友情というものを味わった。また、勉強をすることも大切だ。人間はある程度の知識というものを持っていなければならないから、勉強もしっかりとやらなければならない。遊ぶことも勉強をすることも、どちらも大切であるが、いちばん大切なことは、子供時代にしか出来ないことをたくさんやることである。そして、勉強と遊びの両立も大切である。
確かに、子供時代にやった遊びから得るものは多い。例えば、子供時代には友達と一緒にサッカーをして遊んだものだ。何人かでじゃんけんをしてチームを決める。ルールは普通のサッカーと同じである。誰かがミスをした時には、たまにもめごとになったりするが、「ドンマイ」などと声をかけ合い、遊びがおもしろくなってくる。点が入ればもちろん、チーム全員で喜ぶ。このサッカーゲームは、休み時間になるとずっと終わるまでやっていたような気がしてならない。でもサッカーゲームを通して、僕はチームワークというか友情というか、そんなものをすごく心に味わった気がする。中学に入ってからは休み時間にこういう遊びをすることは出来ないが、たまに思い出すことがある。
でも、遊んでいるだけでなく、勉強しなければ身につかないものもある。例えば、みつばちマーヤの冒険という昔話があるが、みつばちのマーヤは、好奇心旺盛なので大自然という未知なる世界で、冒険をくり広げる。しかしそれは、旅に出る前に、教育係のカッサンドラ先生から、たくさんの知識を学んだからこそ、出来たことなのである。それに、勉強をして、授業ではやっていないところの予習をしていくと、たまたま次の授業で応用問題が出題されて、前に学んだ知識を使って解くことが出来たのである。
確かに、子供時代には、遊ぶことも勉強することもどちらも大切である。しかし、「子供は大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている。」という名言があるように、いちばん大切なことは、子供時代にしか出来ないことをたくさんやることである。今の大人は、勉強しろ勉強しろと口うるさい。実は僕の親もそうだ。自分が将来大人になって必ず役に立つから勉強が大切だということはわからなくもないが、遊ぶということも頭を使うことであって、遊びからは友情というものを学ぶことが出来る。僕は、友情や思いやりの方が、どちらかというと知識よりかは大切のような気がする。だから、勉強だけではなく、遊ぶことも大切なことなのである。そして、勉強と遊びの区別をつけることもたいせつである。遊ぶのはいいが、ちゃんと時間を決めてから遊ぶようにしなければ、なかなか人間は遊びを時間通りにやめるということは出来ないので、時間を守って遊びと勉強の両立をしていきたい。
講評 iyo
こんにちは。いつもがんばっていますね。4月からまた、楽しく勉強しましょう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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