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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   触れ合いをたくさん   いへゆ

私は人との触れ合いがこのまま減っていくと、会話をする機会が少なくなり、将来、言語によるコミュニケーション能力が失われてしまうことが問題になるだろう。
その対策として、ネットによるコミュニケーションに頼りすぎないことだ。今はネット上で簡単に会話が出来るようになった。簡単すぎて、普通の会話をしているような感覚になってしまう。私の友達に、同じ家の中で、家族とよくネットで会話しているという人がいる。自分の部屋のパソコンに、リビングルームのパソコンから「ご飯が出来たよ。」とか「今、面白い番組がやってるよ。」というメッセージが届くそうだ。このような生活が日常的になってしまったら、言葉を使う機会が減り、人との対話の仕方が分からない人が増えてしまうだろう。そうならないためにも、必要以上のネットによるコミュニケーションは避けて、人と会話することを心掛けていくべきだ。
もう一つの対策として、言葉を発することに抵抗を持ってしまうような学校の授業の仕方を変えることだ。学校でよく先生は、「発言をする前に手を挙げなさい」と言う。これは、授業をスムーズに行うために必要なルールだと思う。しかし、クラスの中で手を挙げるということは、クラスの注目を集める。注目を集めることは、日本の協調性を大切にし、目立つことを嫌う文化に育った子供には苦手なことだ。そのため、すごく自信のある意見以外は発言しなくなり、受け身の授業になってしまいがちなのだ。もっと子供の頃から、自分から言葉を発する習慣をつけていくべきだ。
たしかに、人との触れ合いが少ないほうが、時間を有意義に使えることもある。パソコンを使えば手っ取り早く、連絡事項を伝えられるし、人間関係で悩むこともない。そうすれば、自分の好きなことに時間を費やすことが出来る。しかし、「コミュニケーションとは、言葉の伝達のことではなく、言葉によっての感情の伝達のことだ。」。人と触れ合いをなくさないためにも、ネットによるコミュニケーションに頼りすぎず、自分から人と関わっていく習慣を身につけていくべきだ。

   講評   huzi

 4月からの課題は、【予測問題の主題】→【対策】の流れで考えていきます。問題点を抽出し、解決策を示す。前回の項目を発展させた形です。
  書き出しの段落は、簡潔にまとめたね。論点が絞り込まれている点はいいです。ただし、文章がねじれているのに注意。「私は……問題になるだろう」と一気にまとめずに、二文に分けて。「少なくなると思う」「このままでは将来……」。
  【対策】は実践的な考えを述べることができています。ネット上の会話は、生身の会話より楽ですが、人の生身の反応にどう応じるかというコミュニケーションの原点を見失ってしまうでしょう。
 ▲必要以上のネットによるコミュニケーション→〇必要以上にネットによるコミュニケーションに頼るの
  2番目の【対策】は、さすが。客観的な視点を持つことができています。
 【自作名言】、うまくなったね。生身の感情を伝達することが大切ということですね。結びの一文もこれでよし。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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