国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   それぞれの使い方   フェアリー

 島国言語の特色はのひとつは相手に対する思いやりが行き届いていることである。ヨーロッパの言語や文法の考えになれた人たちから見るといかにも不明瞭である。相手との心理的距離、関係にしっくり合うような人称語を使うことが必要だという意識がつよいからであろう。島国言語のもうひとつの特質は、話の通じがたいへんよいことである。通人同士のコミュニケーションだということである。省略の多い、要点のみをおさえた言葉にやりとりをしていて、お互いに理解し合っている。ただ、日本語は、普通は家族の間で行われるような言語活動の様式が親密な集団の範囲をこえて広く認められているのである。言語には冗語性というものがある。百が必要量だとすると、表現は百五十も百八十もの情報をもっている。(要約)
 私は島国言語は相手への思いやりがなっていて、短い言葉でも通じ合えるような良さがある。私も、友達の前では「まぢ」とかのような流行言葉を使っている。「自転車」のことを「チャリ」とか言ったりもしているし、「ファミリーマート」を「ファミマ」と略したりする。でも、友達だから通じる言葉であって、いろんなひとが通じる言葉ではない。私には、友達同士でしか使わないことばがある(意見)
 しかし、正しく意思を伝えるには、大陸言語のほうが適している。島国言語ばかり使っていると誤解を招くことがある。私がついつい、友達同士で使っている言葉を、母に使ってしまったら「馬鹿にしてんの?」って言われたことがある。実際は、母のこと馬鹿にしていない。母の勘違いなのだ(笑)でも、ちゃんとした、気持ちの伝え方で正しい言語は、大陸言語なのだろう。島国言語のような短い言葉を使うと誤解を招いてしまう。(意見)
 確かに島国言語にも大陸言語にも良さがある。しかし、最も大切なことは、「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。」という名言もあるように、それぞれの言語にあった使い方をするのが良いと思う。(総合化)

   講評   jun

 島国言語の良さを裏づける実例として、友達同士でしか使わない略語を挙げることができました。短い言葉でもわかりあえる関係だからこそ、短い言葉で済ませようとするのでしょうね。しかし、そんな略語は誰にでも通じるわけではなく、誤解を招いてしまうことも少なくありませんよね。
 最後は、ぴったりの名言を引用してまとめることができました。

▲「私は島国言語は相手への思いやりがなっていて、短い言葉でも通じ合えるような良さがある。」→「島国言語は相手への思いやりがあって、短い言葉でも通じ合えるような良さがある。」

▲「馬鹿にしてんの?」って言われたことがある。→「馬鹿にしてんの?」と言われたことがある。
                         

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