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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   お金ではかえないもの   あまぐり

 気が本来持っている価値を生かすこと、商品として木を高く売ることは、必ずしも一致しない。木自体がもっている価値を生かすか、商品としての価値を優先するかをめぐって、木にたずさわる者たちもまた動揺してきた。国産材の工場はいまも職人の世界である。木の特性を生かしていこうとする大工の腕などが健在である間は、帰途人間は一体化して、木の文化も作りつづけることができる。(要約)私は、物の価値をお金に換算せずに考える方が良いと思う。
 第一の理由として、お金に換算せずに物事を考えると、その物の本当の良さが見つかるである。例えば、道端にひっそりと咲いている一輪の花。その花に値段をつけようとする人はいないだろう。もし、その花に値段をつけよう。その花は100円にも満たないかもしれない。一方、何でもお金に換算するのではなく、経済的な価値から離れて考えると、純粋に可憐な花。というおように思えるだろう。お金に換算して考えるとそのものの持つ、本当のよさを見失ってしまう場合がある。
 また、第二の理由としては、お金に換算してものの価値を考えると、その物の本当の価値が見えなくなるからだ。私は水泳をやっている。その、水泳では、水着、セームタオル、キャップ、ゴーグルは欠かせない。その仲のゴーグルは私が小学2年生ほどから、今までずーっと使ってきた。使いやすく、ずっと使ってきたため、愛着がわく。ミラーの部分はかなり剥げてきているが、そのゴーグルで水の中に入らないと違和感がある。このゴーグルは大切に扱っている。お金では買えない価値があるものなのだ。
 確かに、物の価値をお金に換算するとわかりやすいし、経済が発展する。しかし、「自分の心のうちに持っていないものは何ひとつ自分の財産ではない。」という名言があるように、お金では買えない価値があるものも大切にすべきだ。「お金で買えないものはない」という言葉を聞いたことがあるだろうか。私はこの言葉は間違っていると思う。人の心……。これは信頼関係でつくりあげてはじめて得ることが出来るのである。お金では、絶対に買うことができない。お金は大切なのだが、人間関係や、澄んだ心のほうが大切だと僕は思う。

   講評   jun

 段落ごとのバランスにも気を配って書いていくことができましたね。
 物の価値をお金に換算せずに考える方が良いという意見で二つの理由を挙げることができました。何でもお金に換算しようとすると、その物の持っている本当の良さを見逃してしまうことにもなりかねません。また、どうしてもお金には換算できない物もあるでしょう。二つの理由を裏づける実例は、どちらも説得力があります。特にゴーグルの話は、あまぐり君らしい体験実例で、とても良いと思います。
 最終段落は、お金よりも大切なものは何かを考えながら結ぶことができました。
                            

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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