創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   大切なもの   BOY

木が本来もっている価値を生かすことと、商品として木を高く売ることは、必ずしも一致しない。山の木を単なる商品にしてしまわないためには、職人的な腕が生きていなければいけない。美しく、大きく育てていこうとする村人や、製材職人、大工の腕などが健在である間は、木と人間は一体化して、木の文化をもつくりつづけることができる。物の価値をお金に換算せずに考える方が良いと思う。       
その理由として第一に、お金に換算せずに考える方が物の本当の良さがわかるからである。また、お金で買えない物だってある。例えば、友情だ。友達はお金ではかうことができない。もし出来たとしても、お金でつながっている友達なんて本当の友達ではない。本当の友達とはお互いが困った時にお互いに助け合えるそういう関係の事を言うのではないだろうか。僕も困った時に友達に助けられたことがあったが、その時は本当に助かった。その時、今までよりいっそう友達の大切さを知った。    
第二の理由としてお金に換算して物の価値を考えると、その物の価値がわからなくなるからである。例えば、自分にとても思い出がある物をお金に換算せずに見て見るととても価値があるように思える。しかし、それをお金に換算してみるとどうだろう。とても価値がないように思えてしまう。このようにお金に換算してしまうと物の持つ本当の良さを見失ってしまう。だから、お金に換算せずに物を見た方が良いと思う。
                        
確かに、物の価値をお金に換算して物の価値を考えるとわかりやすい。しかし、「自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない」という名言があるようにお金には換算できない物の価値というものも大事にするべきだと思う。    

   講評   takeko

 休み宿題でしたが、課題をすっかり自分のものにできて、とてもよくまとめられました。
「要約」いいですね!「是非の主題」「物の価値をお金に換算せずに考えるのがいいと思う」「理由一」「物の本当の良さ」として、「お金で買えない物」「友情」という例を出してきたのはとてもいいです!「体験実例」として「友達に助けられた」という文が書けました。ここで森リンの分析を見ると、「説明が多い」「もう少し話題を広げても」とありますね。ここで説明でなく、できごとを書いて話題を広げるために、「いつ、どこで、どんなふうに友達に助けられたか、そのときどう思ったか」ということをくわしく思い出して、「会話」も入れて書いていくといいですよ。
「理由二」「思い出があるもの」を中心にまとめられました。ここも、具体的に、どういう思い出の品があるか、なぜ思い出の品なのか、例をあげて説明することができます。
 まとめの段落はよくできました。
 パソコンで作成した文章は、書きかえや、書き足しがかんたんにできますので、一通り書いたあと、具体的な話が入られる例を書いていないか、見直したらいいですよ!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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