低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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日本がいかに湿潤な国か まじめさん
感覚的に分かるこれらのの言葉の意味を伝える事の難しさは音楽の与えるイメージを言語で解説する困難さとう。同じである。この意味で擬声語、擬態語は言葉の本質とも言うべき抽象力を欠く低次の言語だといえなくもない。もし、言語がこの世界の全てを表現し尽くせるものなら、言葉さえあれば、何もかも理解できてしまうだろう。しかし、そうはいかない。そうはいかないからこそ、言葉では言い表せない別の表現を、人間は考え出してきたのだ。僕は、豊かな表現を大切にして生きたい。
豊かな表現を大切にするための方法として第一に、人とたくさん話したり、読書をたくさんすることだ。人と話したり、本を読んだりする事で、自分が今まで知らなかった言葉を豊かに知る事が出来る。僕は、学校でたくさんいろんな人と話しをする。話しをしていて、『えっ、何その言葉?』と聞き返す事がある。例えば、A君が
「明日、きっかり十二時に待ち合わせしよ」
と、言われた。僕は、その時『きっかり』っていう言葉は何?と思った。この表現は、関西弁だけなのかもしれないけど、とても不思議に思った。『きっかり』を調べると、【ちょうど・ぴったり】と言う意味があった。その時、初めて理解できた。僕も、関西人であるのに、こんな言葉を知らなかったんだと思い、一応頭には『きっかり』の意味を覚えた。このように、人と話す事で自分が知らなかった言葉を知れる。その知った事で、豊かな表現を大切にする事が出来るはずだ。
豊かな表現を大切にするための方法として第二に、自分の持っている感性よりももっともっと豊富にしていく事である。例えば、他国の文化に対してどのような印象が残ったのか、その文化について、知り覚える事が表現するための一つではないかと思う。
確かに、抽象性のある理性的な言葉の方が相手に対して正しく伝える事ができるだろう。しかし、僕は[全てに効くという薬は、何にも、たいして効かない]と言う名言があるように豊かな表現を大切にして生きたい。
講評 utiwa
こんにちは、まじめちゃん。
第一段落 要約は、書いたあと読み返しましょう。打ち間違いなどがわかります。
第二段落 豊かな言語表現を身につける方法の1つめ。読書や話すこと。体験実例も具体的に書くことができたね。
第三段落 方法の2つめ。「自分のもっている感性よりも」ではなく、「感性を」の方がわかりやすい文章になります。感性を豊かにするためには、絵を見たり、音楽を聴いたり、自然にふれたりといろいろな方法がありますね。
第四段落 名言を使うときは、結論に合うものを選ぶ、または結論に結び付くように加工しましょう。
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