国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   豊かな表現を持つ   えむや

水音を表現した擬態語、擬声語が、その微妙な音をさまざまに伝えている。日本語には、こうした擬声語擬態語がきわめて多い。じっさい、他の国の言葉で日本語ほど多様な水の表現をもっている例はないといってもいいのではあるまいか。もし言語がこの世界の全てを表現し尽くせるものなら、言葉さえあれば、何もかも理解できてしまうだろう。しかし、そうはいかないからこそ、言葉では言い表せない別の表現を人間は考えだしてきたのだ。僕は豊かな表現を持って人生を送りたい。「主題:生き方の主題」
 豊かな表現を持つにはいろいろなことに興味を持つ必要があると思う。新聞をぱらぱらと見て、見出しに気になった表現があった記事を読めば、その記事に書いてある、新聞にしかないような表現を自分のものにすることができてよいと思う。
 もう1つの方法としては本を読むことだと思う。特に昔話には日本特有の表現が
多く取り上げられているので良いと思う。例えば桃太郎の最初のシーンで、「どんぶらこ、どんぶらこ」という表現がある。これは外国語にはない表現のはずなのでとても良いと思う。「構成:複数の方法一・二」「題材:体験実例」
 確かに、豊かの表現を持っていなくても、自分の考えは伝えられ平凡な人生は、送れますが、「私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある。」という名言があるように、豊かな表現を持つことによって、より良い人生が送れるのではないかと思う。「主題:反対意見への理解」「表現:名言の引用」

   講評   kako

 こんにちは、えむや君。よく考えて、上手にまとめることができています。頑張りましたね。
 「生き方の主題」や「方法」を、明確に示すことができています。できれば、「その方法は二つある」と前もって示しておくか、「一つ目の方法としては」という文をつけ加えておくとよいでしょう。
 体験実例を、もう少し具体的に書いてみましょう。新聞を読んで、実際にしん君が覚えた言葉、表現は何であったのか、それがどのように生かされたのかなどを書いておくとよいですね。
 「桃太郎」を例として挙げているのは、大変よいと思います。確かに、「どんぶらこ」という表現は外国語にはないですね。そういう表現を身につけることによって、どんなメリットがあるのか、どうして「とても良いと思う」のかの説明を加えておきましょう。
 最後の段落には、「名言の引用」を入れて上手にまとめることができています。「より良い人生」とはどんな人生であるのかを、少しだけ詳しく書いておくとよいですね。

            

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