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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   話し上手のひととは・・・   ローズ

 話し上手の人がいます。饒舌の人は、とかく「間」を取ることに気が回らなかったり、「間」の必要を感じていない場合が多いのに対して、話し上手とよばれる人は、意識して、あるいは無意識のうちに、うまく「間」をより入れているに違いがあるようです。余韻とか余情、ふくみ、それらはすべて、「間」のいかし方にかかわっているように思われます。思わせぶりな「間」は、いい余韻にも余情にもならないでしょう。とすると、自然に「間」を必要とするのは、必要とするだけの実質そなえているもの、ということになるのでしょうか。私は、聞き手のために「間」を開ける事は大切なことだと思う。
 一つ目の理由は、聞き手がちゃんと聞いていても、話し手がベラベラとしゃべっていては、聞き手に想像して話を分かってもらうために、「間」を開ける事が大切だと思うからだ。例えば、
「私ねお母さんとディズニーランドに行ってきてねそれでね、それからね・・・。」
というふうに話し手が、「間」を開けずにしゃべっていたらいつか頭が、その話に追いつかなくなってしまう。そうならないために、「間」を開けて聞き手がその話に追いつくぐらいの速さでしゃべることが大切だと思う。
 二つ目の理由は、余韻や余情は聞き手にとって大切なことで一つ目の理由でも書いたように、聞き手が話し手の話に追いつくための大切の時間とも言えると思うからだ。余韻や余情は「間」と同じようなものだ。
「私ね、昨日ディズニーランドに行って来たんだ!とっても楽しかったよ。○○があってね・・・。」
というように聞き手にこういうところで、○○があって・・・というように想像しやすいように話したりして聞き手が話についてこれるようにすることが大切だと思う。
 でも、急なときは聞き手が話のわかるように言うのは無理だと思うが、やっぱり、聞き手にやさしい話し方は「間」や余韻、余情がある話し方だと思う。 

   講評   kia


 話すときはもちろん、あらゆる生活の場面でも「間」は必要だと感じることがあるね。

 ☆要約☆ 長文からポイントとなる部分をうまくぬきだしているね。
 ☆是非の主題☆ 聞き手にとって「間」は大切なことだときちんと主題が決まったね。
 ☆複数の理由1☆ 間は聞き手に話を理解してもらうために必要だということだね。
 ☆複数の理由2☆ 余韻、余情は大事な要素だということかな。「間」が大切なことだと思う理由がふたつ、きちんと書けたのがいいね。
 ☆体験実例☆ 間をあけずに話をしたとき相手に伝わりにくいという例を会話のカギカッコをうまく使って説明してくれたね。速度と、間は聞き手への配慮だということだね。
 ☆反対意見への理解☆ 急ぐときにあわただしい話し方になるときもあるが・・・と反対意見にふれたのがいいよ。

 毎日、勉強勉強では疲れてしまうよね。適度な休憩も必要です。スポーツも動きっぱなしではへとへとになってしまうしね。いろいろな場面で「間」をあけることはとても大事なことなんだね。


                 

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