国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   話上手になろう!   BOY

話上手と言われる人は、意識して、あるいは無意識のうちに、うまく「間」を取り入れている。いかなる名言、名文句も、同類のものがただすきまもなく積み重ねられるだけでは効果乏しく、文章の力みも、ただそればかりでは弱みに転じてしまう。余韻とか余情、ふくみ、それらはすべて、「間」の活かし方にかかわっている。自然に「間」を必要とするのは、必要とするだけの実質をそなえているもの、という事になる。私たちは間をいかし、それにふさわしい内容をえることを心がけたいものだ。   
第一の理由として、間をあけないと力が発揮できないからだ。例えば、スポーツなどだ。部活の練習は生徒の実力が伸びやすいように組まれている。たくさん練習をしたからといってそんなにすぐに実力が伸びるわけではない。たしかに練習は大切だ。だけど適度に体を休めないと実力は伸びない。僕も昔はただやみくもに練習をしていただけだったけど、今は計画をたてて物事に取り組んでいる。また、どんな曲でもずっと力の入りっぱなしのものはない。このように間をいれることが大切なのだ。   
第二の理由として、間を取ることで、相手の注意を引くことができるからだ。例えばCM。ほとんどのテレビ番組が見ている人が
「次どうなるの?」
と思う場所でCMまたは次回の話にもっていく。そうすることで視聴者の注意を引いているのだ。そうすると視聴者の方はどうなるであろうか。次も見たいと思いほとんどの人がまた見てしまうだろう。少なくとも僕はそのうちの一人だ。だが僕はたまに何でこんないいところでCMになるんだよとむかつくこともある。このように全国的に使われているこの「間」を使いこなせるようになれば僕たちも話上手になれるだろう。             
確かに、内容の充実を考える事も大切だ。しかし「時間を作る第一の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うか考えることである。」という名言があるように、「間」をいかして、それによってさらに内容を強化できることを心がけていく事が大切だ。            

   講評   takeko

 うまくまとめましたね! 体験実例もばっちりです! この感じで、進級テストを書けば、なんの心配もいりません! この課題ではほぼ完成でしょう。
「要約」(うまい)のあと「是非の主題」、「理由一」「体験実例」「部活の練習は生徒の実力が伸びやすいように組まれている」いい文です。「だけど適度に体を休めないと実力は伸びない」この「だけど」を「ただ」に変えると、書きことばらしく、さらにいい文になります。小さいことですが、ことばの選び方一つで効果出るんですよ。私も自分の論文など書くときは、何度も何度も推敲(すいこう・・・訂正できるかよく見ること)をします!そのあとの「やみくも」ということばも、いいことばです。「理由二」こちらも、「注意をひく」というところでとてもいい適切な実例が出せましたね! まとめの段落の文章もしっかりしていてとてもいいです。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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