対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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「間」をとることは大事 しゅんしゅん
話し上手とよばれる人は、うまく「間」をとり入れている。いかなる名言、名文句も、同類のものがただすきまもなく、積み重ねられるだけでは乏しい。余韻や余情、ふくみ、それらはすべて、「間」のいかし方にかかわっている。僕は、必要な「間」を取るのは大切だと思う。
その理由は第一に、「間」をとらないと話していることが分からなくなるからだ。先生が話をするときに、「間」をとらないときがあり、話していることが分からなくなったことがあるからだ。
その理由は第二に、一方的にしゃべられると困るからだ。数学の問題を間違えたときに、母が、「なんで間違えたの。原因は?理由は?」と怒りながら言う。答えるすきを与えない勢いなので、問題が進まなくなる。自分がどこで間違えたか意識できるので、役に立つ時もあるけど(笑)。
確かに、話したいことをもれなく伝えることもよい。しかし、話と話の間に「間」をとることによって、話の内容が深くなる。「間」をとることによって内容がよくわかるように伝えるべきだ。僕は必要な「間」をとるのは大切だと思う。
講評 ito
しゅんしゅんくん、こんにちは。
5.3週は教室に来られませんでしたが、自宅でしっかりと感想文を書いてくれましたね。
先生が説明するまでもなく、意見文特有の書き方ができるようになっていて、頼もしいです!
今回の課題のテーマは「間」。
「間」をとらず、一方的に話されても分かりづらい……ということを、●項目をうまく使って表せていました。
とくにお母さんに叱られた【体験実例】は、非常に身近で分かりやすいですね。そこから【ユーモア表現】につなげているのも上手い!
会話の「間」以外にも、考えてみるといろいろな「間」があるもの。
作文や小説で、改行もなしにビッシリと字が並んでいたら、良い内容であっても読む気にならないでしょう。
絵画や写真ですべてにピントが合ってしまっていては、本当に残したかったものが何だったのか、分からないはずです。
そうした「間」が持つ効果を理解して、「間をとることによって話の内容が深くなる」、「内容がよく分かるように伝えるべきだ」という結論を示せているのが、たいへん素晴らしかったですね!
中学生になっての初めてのテスト、勉強ははかどりましたか?
良い結果が出ることを願っています!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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