国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   話し上手な人がいます   みゆあ

 話し上手の人は、話の途中に「間」を入れている。また、饒舌の人は、間を入れていない。どんなに良い言葉でも、同類のものがただ隙間なく積み重ねられるだけでは効果が乏しくなってしまう。「間」を必要とするのは、必要とするだけの実質を備えているものである。文章だけでなく、絵画にも「間」のようなものは大切だ。私は、間をとることは大切だと思う。
 その理由は第一に、文章の間だけではなく、生活の休養も含めて考えると、休養は大切だからだ。私は昨日まで、テスト週間であったが、私の学校は、2週間前から一日の生活チェックのプリントが出て、勉強の記録をつける。なので、2週間前からはとてもきつい生活を送る。でも、今私はテストのことを忘れてたっぷり休んでいる。人間は、休養がないと頑張れないのである。
 その理由は第二に、話をするときに、間があったら皆の注意をひけるからだ。くいずの答えを発表する時や、皆が興味を持っていることを言う時に、よくじらすが、じらすこと、間を入れることで注意をひくことができる。じらしすぎるのもブーイングが来ると思うが。(笑)
 確かに、意見をてきぱきと伝えてより早く理解してもらうことも大切だと思う。しかし、「時間を作る第一の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うか考えることである。」という名言もあるように、急いで、たてつづけにしゃべってもあまり意味がない。ところどころ、間という時間を入れてこそ、相手の注意を引き、意味を良く理解してもらえる。

   講評   ogi


 みゆあちゃん、こんにちは。話し上手な人、と言われてみたいですね。

<構成> 要約と意見がきれいにまとまりました。とても良い第一段落です。
<題材> 休養があるからこそ、力を発揮できます。次に楽しみがあるから頑張ろう、と思えるのが人間です。テストの体験をうまく取り入れました。また、間の取り方をクイズの例を挙げて説明したのが、上手ですね。
<表現> 何事も「良い加減」が大事。みんなの反応を見ながら間を入れていくのが本物の話上手です。ユーモア表現も適切に入れることができました。
<主題> 反対意見への理解もしっかり入って完璧! 良い作文ができましたね。

      

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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