低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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物の価値について ういん
木の文化では木が本来持っている価値を生かすことと商品として木を高く売ることは必ずしも一致しない。例えば木目の一定な輸入木材に比べると、国産材の工場は今も職人の世界である。木の文化を守り山の木を単なる商品にしてしまわないためには、職人的な腕が生きていなければいけない。僕は物の価値をお金に換算せずに考えるほうが良いと思う。
一つ目の理由はお金に換算せずに物事を考えると、その物の本当のよさが見つかるからである。沖縄へ旅行に行って翌朝ホテルからバスに乗って海岸へ行ったとき、海は綺麗なグリーン色で空は澄み切った青空ですごく綺麗だと思った。このとき「5万円の風景」として見ると「綺麗な景色」だとは思わない。
二つ目の理由はお金に換算して物の価値を考えると考えるとその本当の価値が見えなくなるからだ。近所の特別支援学校に通っている身体障害者の人が一生懸命塗ってくれた雑巾は、スーパーで売っている雑巾の値段に換算すると約200円であることを考えると一生懸命縫ってくれた気持ちが見えなくなってしまう。
確かに物の価値をお金に換算してわかりやすい。しかし「家とは、外から見るためのものではなく、中で住むためのものである」という明言があるように者の価値は値段では決まらず人間の気持ちで決まる。僕もこれからお金意外の価値で物事を見ていきたい。
講評 mae
いい清書が書けましたね!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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