低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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将来のために MAXやまびこ
創造には情念の力がいる。芸術や学問にもまた、日常生活にもそれは言えることだろう。なぜそう言えるのか、どのような情念なのか。エジソンの言葉に「必要は発明の母である。」というのがある。何が必要であって、何が創造されるのか、私は必要だからするというのではなく、したいからするという熱い動機を大切にする生き方をしたい。
そのための第一の方法として、目標を定めることだ。夢を実現させたいという強い思いがあれば、自然とやる気が出てくる。自分の将来の夢は、弁護士になることだ。そのために勉強するぞと思うと、やる気が出てくる。一方、何も目標がなければ、やる気は出てこない。将来の夢があるから頑張れるということが分かる。
また、第二の方法は、社会の固定観念に惑わされないことだ。良い大学を卒業して良い会社に就職するという狭い考え方ではなく、動機を大切にするために、固定観念に惑わされず自分の心の叫びに耳を傾けなければならない。
確かに、今やらなければならないことを見極めることも大切だ。しかし、「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという思いがはしごを作った。」という名言があるように、私は自分の内側から湧き出るような熱意を大事にしたい。
講評 kira
MAXやまびこくん、こんにちは。ふたつの「必要」というものがキーワードでした。ものごとを創造するにはウォントが大切と筆者は述べています。飛躍するためには情念の力が必要ですね。
第一の方法は、いつも目標に向かっていることです。ひたむきな力を持ち続けることですね。弁護士という将来の自分を思い描く事で、今の努力も生きたものになりますね。ぜひ実現させて人々の幸福を守ってください。
第二の方法は、社会の固定観念にまどわされないことです。社会の価値観に合わせて行動することはとても楽な選択ですが、動かされているという思いから離れることはできないでしょう。将来の為の選択が、自分のものではないというのは悲しいことです。自分らしい生き方が思い描ける社会になるといいね。
私たちは社会の中の一員ですから、たしかに周囲から求められること、常識的なことを身に付けるための活動はしなくてはなりません。しかし、自分だけのものを創り出すときには、やはり内側から湧き上がる熱意に動かされたいですね。
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