国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   間をもつこと   きやの

 話し上手の人は、「間」をとるのがうまい。すきまもなく力を入れた状態ではかえって効果的でない。パリの風景画で、薄暗いパリの街角の中、一点だけ朱の入った絵が印象深い。僕は、コミュニケーションをとる上で、「間」は重要なことだと思う。
 一つ目の理由は、「間」がないと、伝えることがうまく伝わらなかったりしてわかりにくくなるからだ。例えば、この前野外合宿のスタンツで何をするか決めたときだ。「ダンス」、「ものまね」などさまざまな意見がたくさんでたが、いざどれをやろうということになると、あれがいい、これがいいなどとみんな自由に発言し始めて、騒がしくなり、「間」がないことで、何がなんだかわからなくなってしまったのだ。結局、学級代表が決めてしまった。僕は、このことはちゃんとしっかりひとりひとりが順番で発言をし、その意見に対する考えを出せるような、適度な「間」をとることによって回避できると思う。
 二つ目の理由は、「間」がないと、話す人も聞く人もあわててしまうからだ。例えば、授業での先生の話。「間」がなくどんどん言われると、ノートに写すのが間に合わなくあわててしまい、結局写すのに精一杯で授業の内容がわからなくなる。話す人もあわててどんどん速くなり、コミュニケーションどころではなくなる。
 確かに、伝えたいことをよどみなく話し、速く的確に伝えることも重要である。しかし、「時間を作る第一歩の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うか考えることである。」ということばがあるように、急がず、「間」を持って、相手に余裕を持って伝えることが重要だ。

   講評   sarada

 一つの理由に続いて、具体的な【体験実例】が入れられました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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