国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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島陸言語の大切さと大陸言語の頼もしさ。 かまむ
言葉というものは、約束物である。あるグル—プが、互いにある物をなんと呼ぶか決める。そしてその言葉を言ったらそのものだ、と認識しあう。そうして言葉は生まれて人間は、コミュニケーションが出来るようになった。これを、大陸言語と呼ぶとしよう。しかし考えてみると、言葉だけでなくとも、手振り、素ぶりでもコミュニケーションできることもある。それを採り入れながらコミュニケーションをとるほうは、島国言語と呼ぼう。
島国言葉は相手に対する思いやりが前提となっていて短い言葉でも通じ合えると言うよさがある。家では、そういう言葉が数々ある。私も、小さかった頃、ご飯を味噌汁に入れて食べていた。「スープごはん」である。「おつゆかけごはん」でもある。中には音だけのものもある。例えば、母が絶体絶命のときにつかう、「だだだだーん。」絶望的な雰囲気が伝わるベートーベンの『運命』というあの有名な曲の最初の部分を取ったのだ。気分によって高さもいろいろ、その一部分で全てが分かる。あちゃ、というときにとっておきのが、バッハ作曲『トッカータとフーガ』ニ短調。「たららー、らららららーら。」真の気持ちが伝わってくる不思議なメロディである。
正しい意思疎通をするためには、大陸言語の方が適している。母は、家の言葉を他所で使うのに反対している。そして、外で使っていた父のことをいつも叱っていた。ベトナム醤油がその例である。その醤油は、本当はタイの醤油だが、たまたま父にその醤油を紹介してくれた人がベトナム人だったので、ベトナム醤油になってしまったのである。それは私がつい最近まで知らなかったことである。他の人に、これはベトナム醤油だよ。と言っていたら、それは嘘をついていることになりかねない、
確かに島国言語にも大陸言語にもそれぞれ良さがある。しかし、一番大切なことは、『トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。』という名言があるように、それぞれの言語の特徴にあった使い方をすることである。
講評 kamo
今月も毎週がんばったね。
さて、6.1週は進級テスト。合格については全く心配していないけれど、どんな作品を書いてくれるが楽しみです。
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