創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   偏りのない生活   201系

 日本の生活はかなり人工的だが、便利な道具など無くても人間は生きていける。良寛という人は最小限のものの中で一生を送ったが、心は自然に向かって開け、幸福感を味わっていた。多くの現代人は物の過剰によって自分の人生が見えなくなってきている。僕は今の世の中には昔とは比べ物になら無いほどのモノがあふれていると思う。
 確かに「自然」と触れ合える、機械に頼らないシンプルな生活を過ごすことは良いことだ。僕は毎朝10分ほど公園に行き、それから学校へ出発する。一人のことも多いが、何か遊具で遊ぶと楽しい。僕は立ち乗りの状態で4つのブランコを端から順に渡っていく遊びをよくするが、腕や足を使い落ちないように渡るので大変だ。僕が特に好きなのは雨上がりの公園で、濡れた滑り台を使ってしゃがんで滑ると、大げさだがスキージャンプのように速く滑る楽しさが味わえる。疲れたときなど適度にリフレッシュできるので最近公園が気に入っている。2週間ほど前、近所の小学生と鬼ごっこをして、僕も小学生のように楽しく遊べた。原始人が外で生活していたからか、外に出ると故郷に来たような気がする。このように、シンプルな生活には利点が多いことが分かる。(複数の意見1)(たとえ)(体験実例)
 しかし機械のある便利な生活を送ることも良いことである。このごろインターネットで「ツイッター」というミニブログが流行しているが、僕と父もこのサイトを利用している。1回140字まで文字が打て、投稿できる。さらに、気に入った人を見つけたら登録すればその人の読者になり、いつでもその人の投稿を見られる。自分の投稿を読んでいる人の一覧などを探していくと、いろいろな人に出会える。父は500人もの人にフォローされているが僕はまだ30人くらいだ。僕も父もオバマ大統領と鳩山首相の読者になっている。5月12日の朝日新聞朝刊に、ベネズエラの大統領がツイッターを始めて2週間で24万人もの人にフォローされたという記事が載っていた。果たして、いつか1億人にフォローされる人は出てくるのか?(笑)(複数の意見2)(社会実例)(ユーモア表現)
 確かに自然と関わりあえるシンプルな生活にも、機械が多い便利な生活にもそれぞれ良さがある。しかし大切なことは両方の長所を生かして、自分らしい生活をすることだ。「辞書は時計のようなものだ。どんなに粗悪なものでもないよりはましだ。しかし、どんなによいものでも完全無欠を期待するわけには行かない。」という名言がある。つまり機械に頼ってばかりや、シンプルな生活だけでは欠点もあるので両方をバランスよく取り入れるべきだ。例えば1日中ゲームだけで遊んだり、1日中外だけにいるのは良くない。自分が納得する生活を送っていけば、毎日が充実したものになっていくだろう。(総合化の主題)(名言の引用)(具体的説明の結び)

   講評   kei


今月もしっかり書きましたね。
いろいろなことに挑戦していてすてきだなぁといつも思っています。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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