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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   清書   うずら

 日本のコンロやオーブンは、大抵性能がよく、温度もレシピどおりに設定出来る。しかし、私の住んでいる家のコンロとオーブンは、古くて、性能も悪く、きちんとした温度に設定できない。母は引っ越してきてからしばらく、料理をするときに、お鍋を焦がしたりと苦労した。私も最近、お菓子作りを始めて、母の言っていたことが分かった。まず、温度の単位が摂氏度ではなく、華氏度なのである。一八〇度が華氏度では三六五度なのだが、目盛りが二十五度ずつなので、きっちりと温度設定が出来ない。よって、私は経験によって磨かれた感覚で、最近は温度調整をしている。適応力はもっと高く評価されるべきだ。
 そのためには、第一に、臨機応変という発想をもっと高く評価することだ。私の家はよく停電になる。家のコンロが電気コンロなので、停電の時には使えない。停電の時に、何度か困ったことがあったので、私は母にカセットコンロを買うように提案した。カセットコンロがあれば、停電のときにちょっとしたことなら出来るので便利である。カセットコンロはお鍋をするときにも使えるので、その時々の場面や状況の変化に応じて、色々な使い方が出来るので良い。やはり臨機応変という考えは大切である。
 また学校教育でも、ペーパーテストだけでなく、実習や実験など、応用力が試されるものを重視すべきだ。私の兄は小学生の時に実験をする塾に夏休みの間だけ通った。学校で、ほとんど実験をやらなかったので、時間をかけて塾に通ったのだ。兄は生物や理科に興味を持ち、成績も良くなった。少し変わり者になった気もするが。(笑)最近は、実験をさせてくれる塾などが人気らしい。考える力も尽くし、応用力も尽くだろう。ペーパーテストだけの教育はするべきではない。
 確かに知識を身につけることは大切だ。しかし、知るとは、単に知識によって理解するのではなく、その知識を使って始めて知ったことになるのだ。適応力はもっと見直されるべきだ。

   講評   hutu


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