国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   便利な社会   えらる

 今の時代、便利な物が増えている。『自動ドア』や『自動販売機』など、なくても不自由しない物は身の周りに沢山ある。しかし、現代を生きる私達人間は良寛のように徹底したシンプルは送れない。私達人間は便利な物に頼りすぎているのではないだろうか。
 便利で快適な生活は良いと思う。今の時代、昔の人が苦労を感じ『何かもっと便利に出来ないだろうか』と考案した物が形として残されている。例えば、ライト兄弟。この兄弟は飛行機を発明した。何度も何度も失敗をした努力の証が今、形となり表れている。私達は飛行機があるからこそ旅行をすることが出来るのだ。今現在、便利な物が進歩の元となり、これから先の未来には次々と便利な物が生まれてくるのではないだろうか。
 しかし、シンプルな生活も悪くない。手作業で出来る物をわざわざ機械化することがあるのだろうかと時々考えてしまう。便利な物に頼らないことで新しい発見もあるのだ。例えば車。今は車で出かける人は多くなり、逆に歩くことを『面倒だ』と思う人もいる。しかし、いつも車で走っている道を歩いてみると新しい発見がある。自分のスピードで歩くことで新しいカフェを見つけたり、かわいい洋服屋を見つけたりなどと楽しい発見があるだろう。私が以前、静岡県へ旅行へ行った時私にとって大きな発見を二つほどした。静岡県の夜と東京都の夜は大違いだったのだ。私は普段、東京の空を見慣れてしまったために『夜はこんなにも暗かったのか』と新しい発見をした。自分がどれだけ電気に頼っていたかが分かった。もう一つは星空だ。電気に包まれている東京では、あまり見ることの出来ない星空が静岡にはあったのだ。
 確かに、便利な社会もシンプルな生活もどちらもそれぞれの良さがある。しかし、『わたしたちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある』というように、それぞれの良さを生かした生活が一番適切なのだ。どちらか一方の良さを否定してしまっては、もう一方の良さは出て来ないのだ。

   講評   nara

 社会実例・体験実例というように、具体例の幅が広がっているのがいいね。社会実例だけだと共感を得にくいし、体験実例だけだと普遍性に欠ける場合がある。このように、幅広い具体例を入れることで、全体の説得力が増してくるね。
 6月1週は進級テスト。字数とキーワードを確認し、題材探しをしておいてね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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