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島国言語と大陸言語 ゆうたん
島国原語の特色はまず、相手に対する思いやりが行き届いていることである。大陸言語は、自と他の対立関係においての言語活動が考えられるが、島国言語の日本語ではそういう対立関係はあまり発達しない。大陸言語や文法になれた人たちから見ると、いかにも不明瞭であるが、日本語の認証を表す語は、対人関係の微調整の感覚が発達しているのだとも言える。島国言語のもうひとつの特質は、話の通じがたいへんよいということである。家族の会話というのは、どんな大陸原語の強い国でも通人的、従って島国的なものである。ただ、日本語は、普通は家族の間で行われるような言語活動の様式が親密な集団の範囲をこえて広く認められるのである。しかし、大陸言語の社会では冗語性をあまり少なくすると、相手に誤解されたり了解不能を訴えられたりすることがあるため、ていねいな表現をする必要がある。
島国言語は、相手に対する思いやりが行き届いているため良いと思う。学校などで友達と話している時は、うまく島国言語が使われている。私はいつも朝登校する時に、友達3人と待ち合わせをして一緒に学校へ行っている。先日、いつも通りに朝その友達と会った時、私は忘れ物をしてしまったことに気がついた。そこで私はその友達に、「忘れ物しちゃったから、取りに行ってくるね。」と言った。私は急いで家に取りに行って戻ってくると、友達はちゃんと待っていてくれた。「待っていて」とは言っていないのに、待っていてくれたのは、島国言語であるからだ。島国言語は相手を思いやれるため、短い言葉でも十分に相手に伝わる。
しかし、大陸言語は正しいコミュニケーションするために大事である。島国言語の短い言葉は時には相手に伝わらないこともある。以前、雨が降っていた日の学校でのことだ。私はその日、部活が終わった後に窓閉め当番で窓締めをしようとしていた。外は雨だったため、友達に傘を取ってきてもらおうと思い、「私の傘、オレンジ色なんだけど今朝見たよね?」とその友達に言った。分かったような顔をしていたから、私はすっかり安心して窓閉めに行った。しかし、私が窓締めを終え昇降口に行くとその友達はいたものの傘は取ってきてくれなかった。「取ってきて」と言っていないため、その友達には伝わらなかったようだ。また、外国人には日本のような島国言語は伝わらない。日本人の言い回しは誤解を与えるため、外国人とはそのような言葉は使えないだろう。
島国言語にも大陸言語にもそれぞれに良さがある。「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである」という名言もあるように、その人の特徴に合った言葉が必要である。日本人は島国言語、外国人は大陸言語とうまく使い分けると良いと思う。
講評 onopi
実例の挙げ方がとても上手です。後は最後の段落で自分の考えをよりくわしく書けるようにできるといいですね。
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