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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   個人の尊重   ちな

 私たちは内部に敵を作るのではなく、一人一人を尊重するべきだ。そのための方法として第一に、うまくいかないことを怒るのではなく、アドバイスしてうまくできるようにさせることだ。六月に体育祭がある。高校一年生は大縄をやるため、クラスで日々練習に励んでいる。この大縄という競技は結構難しい。横に二人、縦に十人ずつ合計二十人ずつ跳ぶためかなり狭い。また、速く跳ばなければならない。去年、一分間に一度も止まらずできたクラスが百二十四回跳んだそうだから、一秒にだいたい二回跳んだことになる。私たちの学年も、先輩が跳んでいるところを見ていたため、速さは同じくらいで跳んでいるはずだ。しかし、回数はまだまだ三桁どころか二桁にいくかいかないかという状況だ。その原因の一人は私だと思う。私は真ん中で跳んでいるため、縄を見ることができず、周りのかけ声などに合わせて跳んでいる。また、私には、高く跳びすぎたり、横にずれていくというくせがあるらしい。私がよくひっかかるため、クラスの友達が私の跳び方を見て、アドバイスをくれた。私は欠点を出さないよう跳ぶ練習をしている。回し手の友達が、少しずつ改善していると言ってくれた。記録も少しずつ伸びてきている。しかし、クラスによっては引っかかるとため息をつかれるところもあるそうだ。それよりもアドバイスする方が、クラスを団結させることにもつながるし、記録も伸びていくだろう。アドバイスをすることは集団の発展につながる。
 第二の方法としては、努力を認めることだ。飛鳥時代に聖徳太子という人がいた。この人は冠位十二階という制度を作った。家柄に関係なく、誰でも昇進できるものだ。隋に渡った小野妹子は、元々赤だったが、功績を認められ、一番上の紫まで昇進した。このように努力が認められれば、誰でも希望を持って仕事をすることができるだろう。努力を認めることは大切だ。
 確かに、たまにはけんかしてしまうこともあるだろう。しかし、一人一人を尊重することができていれば元に戻ることもできる。集団は敵を作る場所ではなく、皆を受け入れる場所である。

   講評   takeko

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