創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   強い意志を持って生きる   いちごサクラ

 何かを読むとかいう前に、人間はまずは何はともあれ、夢中で読むという体験をしなければならない。それは、面白い本を読むことと、楽しさを知ったあとにその面白さの内容を次第に高めることで読書を長く楽しむ秘訣のことである。テレビは私たちを外へ引き出しますが、読書は自分の中へ引き戻す。そしてその楽しさの最大のものは、この自由感だ。本の扉を開けると、そこにはフランスだったり江戸時代の日本だったり、または幸福な人にも悩んでいる人にも出会う。こうした経験は読書以外には絶対に味わえない。だから、読書の楽しみを知ることは大事なのだ。私は、何かに夢中になる人間になりたい。
 何かに夢中になる第一の方法としては、目的を持ってそれにたどり着こうとする強い意志を持つことだ。どんなに大変でもゴールにたどり着きたいという気持ちが強くなければ何かに夢中になることはそう簡単にはできない。それはスポーツでも勉強でも何でもそうだ。何かの目的がなければ夢中になって頑張ることができない。今話題のフィギュアスケート選手浅田真央さんは、幼い頃からずっとスケート選手になりたいという意志がとても強かったのだろう。そして、小さい頃からそれを目的に毎日夢中になってトレーニングをした。だから今になってオリンピックに行けた訳だ。私は、そう夢中に頑張れる人に憧れる。だから、自分も目的を持って頑張りたいと思う。
 また、第二の方法としては、好きなことに熱中できる時間をつくることだ。夢中になりたいことだけをやる時間や環境を作ることで、本当に夢中になれると思う。例えば、本に集中したい時は、部屋に一人でこもって(笑)、外からの気を散らすことをなるべく避けてその時間を過ごす。私は、読書や勉強でそうするように頑張っている。特に勉強するときは決まった時間で集中しないと、勉強しているつもりでも、何も頭に入らない。だから気をそらすもの(マンガ、テレビ、おやつなど)は遠くに置いて、勉強だけに集中するように心がけている。そうするほうが勉強ではもっと理解できるし、後で後悔することもない。
 確かに、一つのことだけにいつまでも夢中になっていてはいけない。その一つのことのせいで生活に影響があってはならない。それに一つだけではなく、色々なものにも目を向けることで、色々な発見ができる。例えば、本だけを読むのではなく、新聞を少し研究することで、世界で起こっている様々な事件が分かる。しかし、「すべてに効く薬は、何にも、たいして効かない」という名言があるように、何でも中途半端にやるより、一つのことに夢を持ち、それに向かって夢中に頑張るように生きたい。

   講評   suman

  いちごサクラさん、こんにちは。5.3週の「強い意志を持って生きる」は、しっかりと意見を述べたいい作文でしたね。森リンは現在4位。
 題名が同じなので、5.3週のを清書したのかと思いましたが、内容は5.2週のですね。うっかり間違えたのでしょうか?
 ともあれ、毎週忙しい中、課題を読んでそれに合った作文を書けているのは立派ですよ。
 この調子で、来週6.1週の進級試験も頑張って下さいね。

           

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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