対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   宝の持ち腐れ?   ゆりん

最近の入試ではAO入試と呼ばれるものなど単にペーパーテストからなる学力結果だけでなくて、一人ひとりの個性や才能を生かしていけるようなものも増えているそうだ。歴史の年号を覚えて難しい数式を解くことは出来たとしても、肝心なものが抜けてる人ではこの先が思いやられる。数字で簡単に表すことが可能な学力をもとに合否をだすことも大切なことではあると思うが、無知数の計り知れない個性や才能に賭けてみるのも良いのではないか。だから私は、学歴やペーパーテストだけにこだわらずに広い分野での適応力を評価するべきだ。

そのための方法は第一に、臨機応変に行動できる人をもっと評価していくことだろう。私は先日、学校行事で八ヶ岳に二泊三日のオリエンテーションに参加してきた。八ヶ岳には、学校の宿泊施設があるのだ。毎年一人か二人は遅刻する人がいるのだが、大体十分ほどで人数がそろう。しかし今回は、待ち合わせ時間の十分前に起きた人がいた。もちろん電車通学のため最低でも一時間弱はかかってしまう。そこで考えた先生はその生徒の住む最寄り駅までバスごと迎えに行った。その結果、なんとか大幅な予定の変更もなく、その後のオリエンテーションを充実させていくことが出来た。

また方法の第二としては、マニュアルに頼りすぎないことだ。自分で考えることもさせずに、最初からマニュアルを渡してしまったらマニュアルに書いていないようなことが起きた時、適切な対処が出来ない人になってしまう。自分で考える習慣が無い人がいざという時に対処できるはずがない。ある程度の研修をしてから実際に職場に出るなどして工夫していくべきだ。

確かに、規律を守った体系的な知性を身につけることも大切だ。しかし、本当の知性とは、ただ偏差値が高いわけでも、多くの豆知識を知ってるわけでもなく、それらをうまく生かして日常生活に応用できてこそ発揮されるものだと私は思う。生かし方を知らなくてはただの宝の持ち腐れだ。

   講評   tamon

試験前〜試験中でも作文提出を欠かさないでがんばりましたね。いつも実例がしっかり効いています!
六月もがんばろう!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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