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元の記事:【ちょっと重要】感想文がうまく書けない子の講評
Re: 【ちょっと重要】感想文がうまく書けない子の講評 (1673字) kosuho(kosuho) 2023/08/02 13:41:05 15151   5  

お忙しいところ、講評のアドバイスありがとうございました。

「長続きさせることが指導の目標なので、できているところを褒めて、もっとできるように励ますことです。」

という点に集約し、講師も(^_^)生徒も長続きできるよう、努めていきたいと思います。
ありがとうございました。




>  次のような相談を受けました。
>
> ====
> > 以下の生徒の作文です。
> ・困った内容であること、
> ・空想好きで物語ばかり読むため読解力が低い
> ・父親が熱心だが、過保護
> ・感想を書く力がなく、思考力が低い
> 以上講評に困っております。
> アドバイスいただけますでしょうか。
>
> 「コンピューターに仕事とられる」
>  いまからあらすじをせつめいします。巳之助はでんとうやさんの家に火をつけようとしましたが、ランプは古いものになったんだときづいて、火をつけるのをやめた話です。
>  いちばんびっくりしたのはランプは火で明るくするためのものだったことです。アラジンではジーニーがでてくるものだったんですけど、火で明るくするというのがじっさいの使い方というのを初めて知りました。
>  パパは、コンピューターに仕事をとられてしまうという話をしてくれました。それは、コンピューターの方があたまが良いかららしいです。なので私はせっき時代やじょうもん時代、やよい時代、こふん時代などでくらしたほうが楽だったと思います。いろいろがちがってまるで天国でプッとあそんでいるようにワクワクドキドキな毎日のことでしょう。
>  もし私が巳之助だったらどうどうと死にたいです。もう死んだら食べなくてすむし、ずるいなんておもわないですみます。かぞくにめいわくもかけないですむし、いろいろが楽です。じごくに行っても、天国に行っても、いつまでもかぞくのことを見ていられるでしょう。
>  私は巳之助みたいになんないようにがんばります。
> ====
>
>  これは、前前問題ありません。
>  作文の評価で大事なことは、できていないことやだめなところを直すことではなくできているところを褒めることです。
>  そして、褒め続けて何年もやっていくうちに必ず上手になります。
>  直す指導をすると、そのときだけは少しよくなった感じがすることもありますが、そういう子は長続きしません。
>  長続きさせることが指導の目標なので、できているところを褒めて、もっとできるように励ますことです。
>
>  だから、作文は、第一印象で読まずに、本人ががんばっているところを評価することです。
>  この感想文のいいところは、
>
> 1.あらすじがきちんと書けていること
>  普通、小4でこのようにあらすじを簡潔にまとめることはできません。
>  父親のアドバイスもあったかもしれません。
>
> 2.「いちばんびっくりしたのは」と中心を決めて書こうとしていること
>  あまり関係ないところが中心になっていますが、「いちばん……」ということを書こうとしたところが本人ががんばったところです。
>  だから、そこを褒めることです。
>
> 3.父親に聞いた話を書いているところです。
>  ここはいちばんいいところですから、今後、父親に聞いた話を更に詳しく書くようにすすめていくといいです。
>  ただし、小4は、敬語や謙譲語を習う時期なので。「パパ」ではなく「父」と書くようにさせるといいです。
>  父親が過保護なら、なおさらその過保護を活かして、父に聞いた話をいつも長く書かせるようにすると面白くなります。
>
> 4.そのあとの、感想の部分はめちゃくちゃですが、これはスルー。
>  ここをあれこれ言っても何の指導にもなりません。
>  大事なことは、似た話、聞いた話を長く書くことで、感想は短くていいと言っておくといいです。
>  しかし、いちろう「もし……だったら」と書こうとしているので、本人はそれなりにがんばっているということです。
>  こういう項目のできたところをしっかり褒めて、更にいい作文を書こうと思わせるようにしていくといいです。



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