元の記事:【重要】国語読解クラスの指導の改善案 (727字)
森川林(nane)
2022/04/06 06:34:43 13691 5 国語の勉強の中心は、読書と問題集読書と読解検定の解説です。
読書について、小学1、2年生で、問題集の問題文を読ませてみて、つっかえながら読む生徒は、読書以前の読み聞かせが不足しています。保護者に、読み聞かせをすすめてください。
問題集読書は音読が原則ですが、中学生以上は、家庭の中での音読を嫌がる生徒が多いので、その場合は、心の中の音読でもいいとしてください。内容を把握するための読み方ではなく、文章のリズムを味わいながら読む読み方をするということです。
問題集読書のチェックは、どんなことが書いてあったか説明させる、その中の選択問題を解かせる、というやり方などでやってください。もとの文章を見ながらでないと説明できない場合は、まだ読む回数が不足しています。
読解検定の解説は、前月の読解検定の問題を順に説明させるというやり方ですが、特にその生徒のできなかった問題を重点に解説させるというやり方にしてもいいと思っています。
国語の勉強は、学年にあまり関係なくできるので、集団指導形式でやる授業時間を設けてもいいと思います。これは、生徒どうしの交流が目的です。
やり方は、先生がある問題文を読み、その内容について、生徒に順に質問するという形です。質問の内容は、似た話を考えさせたり、自分だったらどうするか考えさせたりという、答えがなくそれぞれの生徒の個性が出るものが面白いと思います。
読解検定は、全員が受けられるように、国語読解クラスの生徒用の送信フォームを作る予定です。
また、読解検定のランキングも、森リンのランキングのような形で作る予定です。
指導の仕方については、木1500と日800の講師研究会などで意見交換をします。自由に参加してください。