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オープンの川
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元の記事:読解検定小5-4月-問2の件
Re: 読解検定小5-4月-問2の件 (856字) 森川林(nane) 2022/05/17 15:44:41 13773   5  

小5の読解検定の問2について
 お返事、相変わらず大幅に遅れてすみませんでした。m(_ _)m

 問2の問題1は、
「ゴミ問題を解決する手立てはあるのだろうか。ごみ問題の根本的な解決を考える前に……(で、ずっと長い説明が続いて)……振り返ってみると、戦時中、あるいは戦後しばらくはこんなにゴミの量は多くなかったんです。」
となっています。
 この文脈から考えられることは、ごみ問題の根本にはごみの量が多すぎたことがあるということです。
 文章に直接、そういう言葉として書いていないことであっても、内容的に書いてあることは書いてあることになります。難しい読解問題は、同じ内容を違う言葉で書いてあるということなので、これは常識で読むことではなく、やはり問題文から読み取ることということです。

 同じく、問2は、「生活が豊かになっても、ゴミが増えるのはあたりまえではない」という否定文で書かれているためにわかりにくくなっています。
 肯定文に直してみると、「生活が豊かになれば、ゴミが増えるのはあたりまえだ」となります。すると、こうれはあきらかにそういうことは書かれていないので×です。
 だから、「生活が豊かになっても、ゴミが増えるのはあたりまえではない」が○になるということです。

 文脈から考えても、「しかし、あんなにたくさん出さなければ本当は生きていけないのでしょうか。いまの私たちの暮らしがあたりまえだと思えば、たくさんのゴミが出るのもあたりまえなんですが、ちょっと振り返ってみると、戦時中、あるいは戦後しばらくはこんなにゴミの量は多くなかったんです。」と反語的に書かれているので、これは内容的に「それはあたりまえではない」と言っていることとみなされるということです。

 難しい読解問題は、「同じような言葉で書かれているが、必ずしもそうは言っていない」という×と、「違う言葉で書かれているが内容的にそう言える」という○とがあるということなので、そういうコツがわかると、センター試験(今は共通テスト)の現代文も100点を目指せます。



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