元の記事:【相談】プログラミングクラスの学習の進め方 (1904字)
森川林(nane)
2023/05/29 14:47:00 14826
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先日、JavaScriptやPythonをウェブで公開できれば、みんなで楽しめると思い、ウェブページを作る提案をしましたが、ちょっとハードルが高かったようで、まだ動いているページはほんのわずかです。
https://www.mori7.jp/aiyono/ 未作成
https://www.mori7.jp/akareto/ メタタグがないため文字化け
https://www.mori7.jp/akasato/ JavaScriptの落ちものパズルの最初のところ
https://www.mori7.jp/akasoyo/ 創造発表で、たぶんPPTでウェブかした作品
https://www.mori7.jp/akiiyu/ 未作成
https://www.mori7.jp/aosohu/ 前はできていたが、今は……
https://www.mori7.jp/auoha/ JavaScriptの最初のところ
https://www.mori7.jp/nane/ 中根が作ったJavaScriptの最初のところ
中根のクラスの現状は、
1.Scratchはそれなりに面白いし、発展させることもできるが、ある程度本のとおりに作って動かせれば、卒業してもいいのではないか。
2.JavaScriptは、「12歳からはじめるJavaScript」と「できるキッズのJavaScript」と両方の本があり、中根のクラスでは「できるキッズ」を数人が使っているが、あまり面白くなく、しかも難しい感じがする。
3.Pythonは、まだやっている生徒がいない。
4.JavaScriptやPythonをウェブで公開するためには、HTMLとCSSの学ぶ必要があるが、「12歳からはじめるHTML」は2013年発行なので、今は中古でしか買えない。(中古であっても買えれば、この本がいちばんまともでわかりやすい。)
ということで、今後、Scratchのあとは、HTMLを先にやるのがいいと思っています。
いい教材がまだありませんが、
「改訂版 高校生からはじめる プログラミング」(2021/7/2発行)
が参考になりそうなので、これから読んで見るところです。
この本の説明は、
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N高校発のWebプログラミングの教科書が最新の内容になって新登場!
インターネットで学ぶ話題の通信制学校「N高校」が展開するプログラミング教育メソッドを大公開! これからの時代に必須のスキル「Webプログラミング」の基礎を名物エンジニアが丁寧に解説。 読むだけでなく、実際に手を動かすことで実践的な知識をインプット。 ゲームやプログラミングに興味を持ったら、この本にトライ!4年ぶりの改訂版。
【目次】
SECTION01 プログラミングを体験してみよう
SECTION02 はじめてのHTML
SECTION03 さまざまなHTMLタグ
SECTION04 HTMLで作る自己紹介ページ
SECTION05 はじめてのJavaScript
SECTION06 JavaScriptでの計算
SECTION07 JavaScriptで論理を扱う
SECTION08 JavaScriptのループ
SECTION09 JavaScriptのコレクション
SECTION10 JavaScriptの関数
SECTION11 JavaScriptのオブジェクト
SECTION12 はじめてのCSS
SECTION13 CSSを使ったプログラミング
SECTION14 Webページの企画とデザイン
SECTION15 診断機能の開発
SECTION16 診断機能の組み込み
SECTION17 ツイート機能の開発
SECTION18 GitHubでWebサイト公開
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と、結構よさそうな内容です。
プログラミング教育で大事なのは、発表する機会があることです。
Scratchは、共有設定ですぐに発表できますが、
https://www.mori7.com/pre/pg_pre.php?nae=kennsaku&id=57 (例)
JavaScriptやPythonは、同じクラスの生徒どうしでなければ、ほかの人の作品が見られません。
そこで、今後、ScratchのあとはHTMLの学習をし、自分のホームページを作れるようにしたあと、JavaScriptやPythonに進むとするのがいいかと思いました。
「高校生からはじめるプログラミング」の本は、たぶん中学生ならできると思うので読んでからまた検討してみたいと思います。
★プログラミングクラスを担当している先生の現状と問題点と提案などがあれば教えてください。