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オープンの川


言葉の森新聞2026年1月2週号 通算第1882号 (4664字) 言葉の森事務局(jun) 2026/01/13 10:41:41 18258

言葉の森新聞2026年1月2週号 通算第1882号
文責 中根克明(森川林)

■■作文は先取りではなく、習慣づくりです

低学年のうちに「書く・読む・話す」を生活に定着させることで、 高学年からの国語力が大きく伸びます。 受講案内で学習内容をご確認ください。

●小1から「作文が好き」になる習慣を

 作文は、先取りの勉強ではありません。
 小学校低学年のうちに始めたいのは、上手に書く技術よりも「毎週書く習慣」と「読む習慣」です。簡単にできる時期に習慣ができると、高学年になって課題が難しくなっても、そのまま無理なく続けることができます。

●ひらがなが不安でも大丈夫です

 小学校1年生、2年生の子どもが、最初から長い作文を書けなくて当然です。
 最初は2-3行でも問題ありません。

 言葉の森の作文クラスでは、絵とおしゃべりから作文を始めます。
 子どもが話した内容を、保護者の方が短い文章にして書いてあげてもかまいません(親子作文)。
 「書けないから無理」ではなく、「書けない今だからこそ始めやすい」学習方法を大切にしています。


●直す指導より「どう書くか」を教えます

 低学年の作文には、直すところが多くあります。
 しかし、間違いをすべて直すことが、作文の上達につながるとは限りません。

 言葉の森では、赤ペンで直す指導よりも、「どう書いたらいいか」を事前に教える指導を中心にしています。

 会話を思い出す、たとえを使う、思ったことを書くなど、作文を書くための考え方を身につけることで、子どもは自然に作文を書くことを楽しめるようになります。

●親子の対話が、語彙力と思考力を育てます

 作文の力は、書く練習だけで伸びるものではありません。
 読む力が土台となり、家庭での対話が語彙を増やし、考える力を育てます。

 小学校低学年のうちに「話して考える」習慣が身につくと、感想のまとめ方が深くなり、文章も自然に豊かになっていきます。
 作文の勉強を通して、親子の知的な対話が増えていくことも大きな特長です。


■■小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です

面白いことを書きたい」が育つ今だから、楽しく書き方が身につきます。まずは受講案内で学習内容をご確認ください。

●小学3・4年生は、作文がいちばん楽しく書ける時期です

 小学3・4年生は、作文が最も楽しく書け、最も伸びる時期です。
 表現力が育ち、「面白いことを書きたい」「自分らしく書きたい」という気持ちが自然に芽生えてきます。
 
 しかし一方で、この時期に
 「何を書いたらいいかわからない」
 「注意されることが増えて、作文が苦手になった」
 という子どもも少なくありません。
 
 その違いを生むのは、才能ではなく教え方です。

●事後の添削ではなく、事前の指導が書く力を引き出します

 多くの作文指導は、まず書かせてから添削します。
 しかしこの方法では、子どもは「何を目標に書けばよいのか」がわかりません。
 
 言葉の森では、作文を書く前に、
 
 会話を入れてみよう
 
 たとえを使ってみよう
 
 書き出しを工夫してみよう
 など、事前に具体的なポイントを示します。
 
 目標がはっきりすると、子どもは意欲を持って書きます。
 先生は、そのポイントができたかどうかを中心に評価し、しっかり褒めます。
 この積み重ねが、「書けた」「わかった」という実感につながります。

●直す指導より「どう書くか」を教えます

 低学年の作文には、直すところが多くあります。
 しかし、間違いをすべて直すことが、作文の上達につながるとは限りません。

 言葉の森では、赤ペンで直す指導よりも、「どう書いたらいいか」を事前に教える指導を中心にしています。

 会話を思い出す、たとえを使う、思ったことを書くなど、作文を書くための考え方を身につけることで、子どもは自然に作文を書くことを楽しめるようになります。


●小3・4で作文が楽しいかどうかが、その先を決めます

 小学5年生になると、作文は「考える作文」へと大きく変わります。
 課題文は長くなり、感想や意見には思考力が必要になります。
 
 この変化の前段階にあたる小3・4の時期に、
 
 楽しく書く経験を積んでいるか
 
 書き方の基本が身についているか
 
 によって、小5以降の伸び方は大きく変わります。
 
 この時期に無理な先取りをする必要はありません。
 今の学年に合った作文を、十分に楽しみ、量を書いておくことが大切です。
 
●客観的な評価が、子どもの目標になります

 言葉の森では、自動採点ソフト「森リン」による評価も行っています。
 小学生では主に語彙の多様性を中心に評価され、
 「どんな言葉を使えているか」が数値として見えるようになります。
 
 この評価は、
 「前よりよくなった」
 「次はここを伸ばそう」
 という目標づくりに役立ちます。
 
 作文が主観的な評価だけにならず、
 努力の方向がわかることも、子どもたちの意欲につながっています。
 
●作文と読書で、考える力の土台を作ります

 作文の力は、作文だけで伸びるものではありません。
 読書、音読、家庭での対話と結びついて、初めて本物の力になります。
 
 言葉の森では、
 
 課題文の音読
 
 感想文指導
 
 読書のアドバイス
 
 を通して、書く力と読む力を同時に育てていきます。


■■小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。

生活作文から説明文・意見文へ切り替わる大事な時期に、主題のある書き方を身につけます。

●小5・小6から、作文は「考える作文」に切り替わります。

小学校5、6年生になると、作文は身近な出来事を描写する生活作文から、自分なりの考えを書く説明文・意見文へ移っていきます。
この切り替え期に作文の書き方を身につけることが、その後の中学生・高校生・大学生の文章力につながります。

●小5・小6の作文が大事な理由

 小学4年生までは、出来事を順に書く事実中心の作文が中心です。 しかし小5からは、「なぜそう思ったのか」「どんな考えを持ったのか」を説明する作文になります。 つまり、実例だけでなく主題(言いたいこと)が必要になる作文へ変わっていきます。
 
 この主題中心の書き方は、中学入試だけでなく、高校入試・大学入試、さらには社会人になってからの文章力にもそのまま生きてきます。 作文力の重要な伸びは、小学校高学年から始まると言ってもいいのです。

●学校だけでは作文指導が不足しがちです

 学校教育では、多くの場合、小学校高学年からの作文指導が少なくなります。 高学年は学習内容が増え、1学級35人規模の作文を丁寧に指導する時間を確保するのが難しいからです。
 
 作文力の伸びが最も必要な時期に、作文指導が薄くなりやすいというのが現状です。 そのため、小5・小6からの作文力は、家庭と外部の学習で補いながら育てていく必要があります。

●作文力伸ばすカギは「親子の対話」です

 小5・小6の作文では、抽象的なテーマで親子の対話が進むと、子どもの語彙力が大きく伸びます。 子ども同士の会話では抽象的な言葉を交わすことは少ないですが、保護者と話す中では、 「人間」「友情」「社会」などの言葉が自然に使われるようになります。
 
 その結果、ただの事実の描写ではなく、自分なりの考えを盛り込んだ深い感想や意見が書けるようになります。
 
●作文を書く前に、こういう対話が効果的です

 テーマに似た話を保護者が自分の体験をもとに話してあげる。
 「このテーマについてはこう思う」と保護者が自分の考えを話してあげる。
 正しいことを言う必要はありません。親子の対話を時に脱線を交えながら話すことが大事です。
 親子の対話で考えが整理されると、作文は一気に書きやすくなります。 また、語彙が増えることで、文章の深さと説得力が上がります。
 
●言葉の森の小5・小6作文で目指すこと

 小5・小6の作文は、「たくさん書くこと」よりも、「主題のある文章を作ること」が大切です。 そのために、主題(結論)を立て、理由と具体例を組み立て、書いたあとに直していく流れを繰り返します。
 
 この改善の積み重ねが、読む人に伝わる文章を作る力になります。

●よくあるご質問への回答

●小5・小6から始めても遅くないですか?

 遅くありません。小5・小6は作文が主題中心に切り替わる時期で、伸びやすいタイミングです。 ここで型と語彙を身につけると、中学以降の記述や小論文にまでつながります。
 
●保護者はどれくらい関わればいいですか?

 答えを教える必要はありません。テーマについて会話をし、問いを投げかけて考えを引き出すだけで十分です。 作文の直し方は添削で具体的に示しますので、保護者の負担は大きくなりません。
 
●中学入試にも役立ちますか?

 役立ちます。主題・理由・具体例を組み立てる力は、中学入試の作文の基礎になります。 さらに高校入試、大学入試の小論文にもつながります。


■■高校入試につながる作文力を、中学生から

記述式・作文問題に対応した専門指導

●中学生からの作文は、「考える力」を伸ばす勉強です

 最近、中学生になってから作文を始める人が増えています。知識の詰め込みではなく、自分で考え、説明し、伝える力の必要性を感じる人が増えているからだと考えています。

●高校入試で、作文・記述式問題が増えています

 近年の高校入試では、作文や記述式の試験問題が増えています。特に上位校では、一般的な公立高校向けの問題に加えて、文章記述を中心とした作文的な試験が増える傾向にあります。

●知識よりも「文章で考える学力」が重視されています

 知識の量よりも、文章を書いて説明できる学力のほうが、生徒の本当の学力に近いと考えられているためです。中学生で身につけた文章力は、そのまま高校・大学、そして社会人の文章力につながっていきます。

●小学生の作文と、中学生の作文は「質」が変わります

 小学生までの作文は、出来事の描写中心になりやすいものです。
 一方、中学生からの作文は、意見をもとに実例を書くという形が中心になります。
 
●言葉の森は、説明文・意見文中心の作文指導です

 言葉の森の作文指導は、生活作文中心ではなく、説明文・意見文を中心とした指導です。毎週、自分で考えたテーマを軸に、実例を組み合わせて書く練習を続けることで、考える力が日々伸びていくことが分かります。
 
●自動採点システムで、作文の成長が「見える化」できます

 言葉の森では、独自に開発した自動採点システムを作文指導にも活用しています。語彙力などが数値で分かることで、目標が明確になり、作文力の伸びを客観的に把握できるようになります。
 
●感想文の練習が、読解力の強化にもつながります

 中学生の作文は、説明文の感想文が中心になります。課題文は、高校入試レベルのやや難しい説明文を扱います。だからこそ、感想文の練習を続けることで、自然に国語の読解力も育ちます。
 
●中学生向けの作文指導は、実はほとんどありません

 小学生向けの作文指導は塾や習い事でも見つかりますが、中学生になると作文指導を行うところは一気に少なくなります。中高生に教えるための作文カリキュラムが整っていないことが、その大きな理由です。
 
●小学生から高校・大学入試まで、一貫した指導があります

 言葉の森は、小学生から始めて、中学生・高校生、そして大学入試の作文まで一貫した指導を行っています。中学生から作文力を強化することが、これからの学力の中心になっていきます。



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