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元の記事:
小5 ニシキギの山 「あれは小学校三年の」(感想文) (1141字) いと(ito) 2012/07/18 13:35:26 253   9     

 7.3週は感想文の授業です。
 今回の作文は、ずいぶんと理科的な内容ですね。

 みなさんもクラスで、チョウの幼虫を飼育したことなどがあるでしょう。
 幼虫はスローな動きながら、気が付くと入れてやったエサ(キャベツなどの葉っぱ)をすっかり穴だらけにして、平らげてしまっていたりします。

 なぜそんなに食べるのかというと、葉っぱというのは繊維が多く、あまり動き回るための栄養にならないからです。しかしそれでも、食べれば食べただけお腹はいっぱいになり、動きづらくなりますから、フンとして出さなくてはいけません。幼虫の食生活はその繰り返しです。
 それならばもっと栄養のあるものを食べればいい、とは思いますが、ただでさえ動きが遅い幼虫では、人気のある食べ物の取り合いに負けてしまう可能性が大きいのです。そのため、競争のない葉っぱをマイペースに食べて成長を待つ、ということになるわけです。

 そして成虫へと羽化するのですが、羽が生えてひらひらと空が飛べるようになった以上、お腹が重いままではいられません。そのため、食べ物も葉っぱではなくなります。よく見かけるように、栄養がたっぷりとれる花や、果物の蜜を吸うようになるのです。

 難しい話のようですが、自分たち人間に置き換えて考えてみると、分かりやすいでしょう。
 生まれたての赤ちゃんの時は、お母さんの母乳や粉ミルクだけで栄養が足ります。しかし体を大きく成長させていくためには、他のものもどんどん食べなくてはいけませんね。
 それから十年ほど、ちょうど皆さんくらいの年頃になると、体の成長はもちろん、色々な知識を覚えるために頭を使います。勉強して疲れた頭の栄養になるのは、糖分。つまり甘い物です。
 さらに十年、大人と呼べる年齢からは、社会に出てバリバリ働く必要があります。そのためにはとにかくパワーになるものを。お肉やお米をたくさん食べる時期です。
 そしてこれがもう十年、二十年となっていくと……どうしても体は少しずつ弱ってきますから、若い頃より食べる量も減り、あっさりしたものを好むようになるでしょう。

 このように、人間を含めた生き物は「成長の度合いや体の作りによって、必要とする食べ物が変わっていく」ものなのです。
 自分でも、「昔は毎日食べていたけど、今ではそんなに好きではない」という食べ物や、「これまで嫌いだったものが、おいしく食べられるようになった」こと、今でも「おじいさんおばあさんの好きな食べ物の味が理解できない」などということがありませんか?
 改めて考えてみるとともに、自分より長く生きているお父さん・お母さんにもぜひ話を聞いてみてください。

 ★項目は
構成【要約】
題材【体験実例】
表現【たとえ/ダジャレ表現】
主題【わかったこと】
 の四つです!



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