元の記事:小4 12.1週 「小さいころから大切にしているもの」 (1257字)
すずめ(miri)
2012/11/28 14:39:00 354 9 「小さいころから大切にしているもの」 ★☆進級テスト☆★
700字が目標字数です。やはり自分の体験だけでは、ちょっと届かないかもしれません。さあ、おうちの方の出番です。
ポイントは、大切にしている「もの」をただ羅列して紹介するのではなく、いくつかに絞って、そのものに関するお話をたっぷり書くということです。
...
おうちの方からの「子どものころから持っているもの」「なかなか捨てられないもの」「シークレットなもの」などの話は、きっと子どもが興味津津で聞き入ることでしょう。エピソードはなるべく具体的に、わかりやすく話してあげましょう。
例1
父「これはね、お父さんが初めて買ってもらったグローブだぞ。」
子「うわっ、古っ!」
父「もう30年以上も前のものだ。小学校2年か3年のころだったから。」
子「結び目なんか触ったら切れそうだね。」
父「うん、すごく年季が入っているだろ。」
子「これずうっと持ってたんだ。」
父「そうだよ。大学でうちを出たときも、寮の本棚に飾ってたんだ。野球の試合の前にはいつも願掛けもしたよ。」
子「へええ、お守りみたいなものなんだね。」
父「うんうん、うまいこと言うなあ。まさにそんな感じ。」
子「これで、キャッチボールしてみたいなあ。」
例2
子「にんぎょひめ?」
母「ええ、そうよ。これはねえ、お母さんが初めて自分で読んだ本なの。幼稚園の年長さんの時の誕生日プレゼント。」
子「うわあ、そうなんだ。もう色が変わってるね。」
母「そうねえ。何ヶ所も破けてセロテープで直してあるし。」
子「かわいい落書きもあるね。」
母「ほんとねえ。この本をもらったころ、ちょうど下に弟が生まれてね、あまりかまってもらえなくてさびしかった時、いつも読んでいたのよ。」
子「じゃあ、もしかして、すっかり暗唱しちゃったんじゃない?」
母「そうね。覚えてるわよ。今でも。……ふかいふかいうみのそこに……。」
例3
母2「うーん。何かなあ。けっこうなんでも捨てちゃうから、あんまり残ってないのよねえ。引っ越しもしたし。」
子2「えー。何にもないの?」
母2「うーん……。あ、そうだ、ものではないけど、いいかな?」
子2「なになに?」
母2「……友だち。」
子2「えっ!」
母2「ほら、○○ちゃんていうおばちゃんいるでしょう。」
子2「うんうん。」
母2「あの人、幼稚園の頃からの友だち。」
子2「そうだったのかー。ずううっと?」
母2「そうよ。小学校から大学までいっしょだったしね。他の友だちは途切れてしまった人もいるけれど、○○ちゃんだけはいまだにね。」
子2「へえ、すごいなあ。よっぽど気が合うんだね。」
母2「そうね、でもね、最初は幼稚園の庭でね……。」
思い出の品を介して、タイムスリップ。昔の話をわが子にするというのは特別な感じがありますね。大いに盛り上がってください!
授業の渚 Billyは、イチローのサインボールをもっているらしいですよ!!
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