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オープンの川
 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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1-1-1.小学校最後の3年間はこれからの子供の人生にとても重要な時期(部分) (618字) 森川林(nane) 2019/09/04 11:55:29 9298

1-1-1.小学校最後の3年間はこれからの子供の人生にとても重要な時期(部分)

 小学校1、2、3年生の時期は、誰でも親の言うことを素直に聞く時期です。この時期に子供が素直でないとしたら、それはほとんど親の接し方に問題があるのです。

 どういう接し方が問題になるかというと、例外を作るような接し方です。例えば、何々がよいとか何々がいけないとか言っているにもかかわらず、次の日はそれがよくなくなったり、子供がいけないことをしても見逃がしたりすることが例外を作るということです。

 そういう例外があると、子供はその人の言うことを話半分に聞くようになります。そこで、1、2年生の頃は、原則として例外のない生活をしていく必要があるのです。

 例外を作らないのが小学校の最初の3年間だとすると、小学校の最後の3年間は子供に例外を許容する力がついてくる時期です。この時期は、親の言うことよりも友達の方に関心が向きはじめる時期です。3年生まではまだ親の言うことを素直に聞きますが、4年生からは、時々、特に大きな理由もなく親の言うことに反発するようになります。それは子供が自立心を育てる練習をしている時期だからです。親の言うことが気に入らないからという理由だけではなく、自分の意見を言う力がついたことを試してみたいという気持ちから親の考えに反対を述べることがあるのです。この3年生から4年生に変わる時期が、同じギャングエイジとはいっても微妙に違う時期なのです。



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