元の記事:4月2週の作文の書き方です (1089字)
きら kira 2025/04/05 17:27:10 46801
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水曜19時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。
花冷えの日が続きましたが、やっと暖かくなってきました。
ゆうたくん、定期演奏会に続いて、入学式での演奏、お疲れ様でした。中学三年生となると、役割も責任も増えますね。
さて、2週目からは長文を元にした書き方になります。読んで対話して、準備をお願いします。
4月2週の作文の書き方です。
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【ライラック】
●まず、要約です。
【要約例】科学文明の発達は、人間の日常から手間をどんどん省く。しかし、人間が人間らしく成長し本来あるべき姿にできるだけ近づくためには「必要なる手間」が必ずあると思っている。手間とはそれを経験した人の個性を伸ばし人間らしさを増幅させるものなのである。人間は文明の発展のために人間の本能的なアンテナなど、有形無形の人間本来の財産をたくさん犠牲にしてきた。手間のかからない生活をしている限り、私たちには生きることのよろこびを感じることはできない。生きる喜びとは、感性をとぎすまし、自然の大きさと人間の魅力を日々発見することにあると思う。
ここから「私は、手間をかける生き方をしたい。」といった主題をあげます。
●二段落目は、第一の方法をあげます。「どんなことも自分でやってみることだ。」★ 複数の方法
そして自分の体験実例をくわしく。★ 体験実例
キャンプに行って、火おこしをして、火加減を調節しながら料理をすると、苦労したがコツがつかめた。
鉛筆を削るときに、小刀を使ってやってみた。
●第三段落は、第二の方法をあげます。「教育現場においても自然の体験学習を増やすことだ。」こちらにも具体的な裏付けを。
教科書で習うだけではなく、実験をするとふにおちる体験ができます。米作りの体験、職業体験などからは大きな学びがありますね。
●第四段落 まず、反対意見に理解を示し、名言を引用して、もう一度生き方の主題でまとめます。
「確かに、便利なものを活用することは大切だ。しかし、「人が旅行するのは、到着するためではなく旅行するためである。」という言葉もあるように、私は手間をかける生き方をしたい。」
◎複数の方法が、似たようなものにならないようにするには、第一の方法は「自分がこう変わればいいという視点」第二の方法は「自分をとりまく環境がこう変わればいいという視点」で考えるとうまくいきます。
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質問はいつでもお送りください。
きら