元の記事:4月3週の作文の書き方です。 (1819字)
きら kira 2025/04/12 15:47:17 47168
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火曜19時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。
新しいクラス、担任の先生、委員会活動も始まり、スタートを実感する頃です。作文の新しい書き方をとらえて、新鮮な体験を書いていきましょう。
4月3週の作文の書き方です。
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【マキ】まず、要約です。
いつから世の中が矛盾を恐れるようになったのか知らないが、頭から悪いものと決めてかかっている人が多い。どうも、矛盾には、良いものと悪いものがあって、嫌われる、いわゆる矛盾は、良いものを除外して考えているようである.同じ平面の上を、反対方向から進んで来た二つの同じ力がぶつかれば、両者は互いに相殺し合って、運動のエネルギーは消滅してしまう。避けなくてはならない矛盾とはこの相殺の論理のことであろう。こうして、一度、矛盾が不毛だと知れると、われもわれもと論理性へ走る。この平面論理という暴れん坊に踏み込まれたら、いかなる芸術の花も台なしになってしまう。
「矛盾」にも良さがあるという意見が導かれます。
●第二段落は 「第一の理由は」と書き出して、まず理由を表すまとまった一文を置きます。★ 複数の理由一
「第一の理由として、矛盾して初めて新しい発見があるからだ。」そのあと自分の体験例などを具体的に。★ 体験実例
友人との話もときどきかみ合わないから、あれっと思い成長できますね。
●第三段落は「第二の理由は」と書き出して、まず理由を表すまとまった一文を置きます。
「矛盾はおもしろいからだ。」
お笑いのネタは、ボケることで矛盾です。替え歌が楽しいのも同じですね。
●第四段落 まず、「確かに、つじつまが合っていることも大事である。」と反対意見に理解をしめします。★ 反対意見への理解
つぎに「しかし」と展開して、
★ 名言の引用 最後の主題の前に
「〇〇〇という名言があるように」と引用します。
しかし、「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」という名言があるようにときには矛盾も必要だ。
【ライラック】
●まず、要約です。
【要約例】人びとが時間に追われるようになったのは時計が発明されてからといわれる。日本社会でも、農業従事者が大部分を占めた時代には、時計といえば、一家にひとつ柱時計があるくらい。日の出とともに田畑に出かけ、日の入りとともに家に帰って休むというのが当たり前の生活パターンだった。いつでもだれもが時計を所持するようになると、ついつい時計をのぞく機会が増え時間を気にするようになる。「時のたつのも忘れて」ということが、しだいに少なくなるのは何とも寂しいことだ。残念なことに、時間への関心は、時間にとらわれないことや時間に追いかけられないことではなくて、時間の能率的、効率的な使い方に向かっているような気がする。
〇時間を意識するようになって、効率を追い求めるあまりに、かえってゆとりのない生き方になっているのではないかと書かれています。
ここから「「私は時間に縛られずに生きていきたい。」といった主題をあげます。
●二段落目は、第一の方法をあげます。「物事に熱中することだ。」★ 複数の方法
そして自分の体験実例をくわしく。好きなことに熱中すると、時を忘れますね。★ 体験実例
●第三段落は、第二の方法をあげます。「ゆとりを持って生活する環境を整えていくことだ。」こちらにも具体的な裏付けを。
家族でゆったり食事をとること、スローライフを送るとストレスがなく健康的であると言われますね。
●第四段落 まず、反対意見に理解を示し、名言を引用して、もう一度生き方の主題でまとめます。
たしかに、社会生活では時間どおりに規則正しい生活を送ることも大切だろう。しかし、『自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。』という名言があるように、私は時間に縛られない主体的な生き方をしたい。
◎複数の方法が、似たようなものにならないようにするには、第一の方法は「自分がこう変わればいいという視点」第二の方法は「自分をとりまく環境がこう変わればいいという視点」で考えるとうまくいきます。
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よろしくお願いいたします。
きら