元の記事:7月2週の作文の書き方です (1575字)
きら kira 2025/07/05 11:56:04 50589
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水曜17時の作文クラスのみまさまへ
お世話になっております。
梅雨もあけ、記録更新の暑さが続いています。今週は、りこちゃんが修学旅行で火曜日に振替てくれます。いろいろな体験は、これからの作文に活かしていけますね。
7月2週の作文の書き方です。
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【ヒイラギ】感想文です。まず、要約です。
「ケーキミックスは大ヒットした。アメリカ国内で売りつくすと、ヨーロッパやオーストラリアにも進出した。」「ところが、ケーキミックスは日本の市場では完全な失敗だった。」「日本の食文化におけるお米の重要さはいうまでもない。」「御飯をたくのと同じ器でケーキを作ると、バニラやチョコレートに汚染されてしまうのではないか――。日本の主婦がひっかかったのはそこだった。」
●日本はお米の文化、ライスカルチャーの国であるという文章です。
★ 800字以上
★ 体験実例 たしかに、日本ではお米、ごはんは特別だなあと思った体験を書いてみよう。一日に一回はご飯を食べたいし、おかずによく合います。お茶わんにごはんつぶをくっつけたままにすると、注意されたことはありませんか。お正月はお米でできたおもちを食べるし、お祝いにはお赤飯、行事ごとにお米を楽しみます。お父さんお母さんにも聞いてみましょう。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
感想文でもわすれずに。
★ユーモア表現 文章の途中に(笑)とでも入れられそうなユーモアを取り入れます。
★ 一般化の主題 「日本人にとってお米とは〇〇である」
歴史では、稲作から日本の国ができてきたと習いますね。むかしから、暮らしをささえてきた文化のようなものですね。
【ビワ】まず、要約です。
日本文化圏とフランス文化圏の言語の違いは、赤ちゃん言葉が使われるか使われないかにある。日本では、赤ちゃんに合わせて育児をする。しかし、フランスでは、子供を一人の大人として育児をすることが多い。そもそも、フランスでは、子供中心の家庭生活を営みがちな日本とはかなり著しい対照をなすことが多い。赤ちゃん言葉を採用した日本式のしつけ方は、当然、日本文化で育つ子供の人格形成に大きな役割を果たしているに違いない。
●文化圏の違いで、子育ての方法が異なってくるという文章です。
●二段落目は導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。
★ 複数の意見一
「子供を中心にして愛情たっぷりの子育てをすることは良い。」
★ 体験実例
日本の家庭では、おおむね子ども中心の生活が営まれます。赤ちゃん、幼児のころは必ず家族の目の届くところにいるので安心安全に守られています。成人するまで勉強やスポーツに専念できるのも親の愛情です。信頼や思いやりのある人間になりますね。
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
「しかし、子供を一人の大人としてけじめのある子育てをすることも良い。」
こちらは、実体験としてはないかもしれません。読書実例などで、西欧では子どものときから親と離れて寄宿舎の学校生活を送ったりする場面が見られます。自立心が早くから形成されそうです。
●第四段落 ★ 総合化の主題
まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「確かに子供の目線に合わせた子育てにも、子供を小さな大人として扱う子育てにもそれぞれよさがある。」
「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「しかし、いちばん大切なことは、『ロバが旅に出たところで、馬になって帰って来るわけではない。』という名言があるように、自分の手で愛情を持って子供を育てることだ。」
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よろしくお願いいたします。
きら