元の記事:ウィカニクラス通信(7月号)その3 (2346字)
ウィカニ aokani 2025/07/13 01:29:09 50947
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土曜日9時オンライン作文クラスの授業にご参加の皆さんへ
7月19日(土)は7.3週の作文クラスです。今週は感想文で〜す٩( ᐛ )و
似た話を探して作文を書きましょう。
★★クラスの前には作文準備をしましょう。メモを発表室に直接に入力するか、予習シートや構想メモなどを発表室にアップロードしておいてください。
★授業前には読書記録の入力も忘れずにクラスにご参加ください。
★★以下は、親御さんにも生徒さんにも作文準備の手助けになればと思います。ご活用ください。
【チカラシバの課題】「怪我の功名(けがのこうみょう)」の感想文です。
今回の長文は、母屋(おもや)に火をつけようとした巳之助は、マッチがないので火うち石を使いましたが、大きな音がするだけでなかなか火がつきません。「古くせえもなア、いざというとき間にあわねえ……」とつぶやいて、ふと自分の言った言葉に気がついたという話です。そこから、「古くせえもの」などにはあまり縁がないと思うので、似た話は見つけにくいかもしれません。お父さんやお母さんに、昔の道具で今はもうあまり使われなくなったものを聞いてみるといいでしょう。
作文はこのような流れで書けると思います。
三文抜き書きで要約。(続けて)私がこの話を読んでいちばん感心したのは、巳之助が自分で正しい生き方に気づいたことです。
私も、似た話が……。
もし、わたしが……。
お母さんに聞いてみると……。
私は、この話を読んで、〜(長文を読んでの感想)。
★第一段落:三文抜き書きをしていきます。長文の最初の方から一文、途中から一文、最後の方から一文というように、全部で三文選んで、行を続けて書いていきましょう。【例】「巳之助は火打ちで火を切りはじめた。火花は飛んだが、火口(ほくち)がしめっているのか、ちっとも燃えあがらないのであった。巳之助は、今になって、自分のまちがっていたことがはっきりとわかった。世の中が進んで、古いしょうばいがいらなくなれば、男らしく、すっぱりそのしょうばいはすてて、世の中のためになる新しいしょうばいにかわろうじゃないか。(三文抜き書き)」です。
三文抜き書きに続けて、「私がこの話を読んでいちばん……と思ったところは……です。」と感想を書きます。【例】「私がこの話を読んでいちばんよかったと思ったのは、巳之助が自分のまちがいに気づいて、自分の考えを変えたことです。」
★第二段落:似た話を書きます。この段落は自分だけがした似た話を探して書きましょう。今ではもう役に立たなくなってしまった古いものの話が書けるといいですね。または、古い考えにとらわれて失敗したという話や自分の考えが絶対に正しいとは限らないという話でもいいです。ちょと難しいと思いますので、お父さんやお母さんにも似た話を聞いてみましょう。
★第三段落:似た話を書きます。似た話が見つからない場合は、「もしぼくが巳之助だったら……」などと想像した話を書いてみましょう。
★第四段落:この長文全体の感想です。【例】「私はこの話を読んで、いつまでも古いものにとらわれていないで、ときには新しいものを進んで取り入れることも必要なのだと心の中で思いました。」
★たとえ/ダジャレ表現:似た話の中にたとえやダジャレを入れて作文を書いてみよう。
★ 目標字数:500字以上
【ニシキギの課題】「あれは小学校三年の」の感想文です。
今回の長文は、昆虫の成功のひけつとして、ほかの生き物があまり手をつけない「葉っぱ」に目をつけたことだという話です。
昆虫を飼ってみたことや、虫のように好きな食べ物が変わったなどの似た話が考えられますね。または、人気のない「葉っぱ」に目をつけ虫は、生存競争に成功したと言うところから、他の人と違うことをして成功したなんて話もいいかもしれませんよ。
★1段落目:要約:要約は、3〜4つの文で、今までに練習した三文抜書きの要領でやってみるといいですよ。長文から3つか4つの文を選んで、、それがうまく繋がるように文を直して書いてみましょう。一段落は、字数を増やすことができる段落です。しっかり3.4文にして要約を書いて練習しましょう。
★2段落目:体験実例(似た話を書きます):たとえば、似た例として、カイコやアゲハの幼虫を飼ったことのある人は、ものすごい勢いでカイコの葉やミカンなどの葉を食べるところを見たことがあるでしょう。そんな話をを似た話を書いてみるのもいいですね。蝶だと思って育てていたらガの幼虫だったなんてありました。(笑)
★3段落目:聞いた話前の話(似た話):たとえば、赤ちゃんの時は柔らかな物とたくさん食べていたけど、今はとても固い煎餅も食べられますよね。昔よく食べていた物などを聞いてみて、虫のよに食べ物が変化したという似た話も考えられますね。
★たとえ/ダジャレ表現:たとえとダジャレはどちらか一つでいいです。もちろん、たとえとダジャレの両方でもいいですよ。たとえば、幼虫がご飯を食べんる様子は、「まるで怪獣のようだ。」なんてどうかな。
★4段落目:わかったこと:長文を読んでわかったことをまとめます。例えば、「自然というものは実によく考えられて、うまくできているなあと言うことがわかった。」
★ 目標字数:700字以上
文末を常体(〜だ。〜である。など)の書き方で書きましょう。
★★週末から週中まで自転車キャンプに行くため、作文の講評が通常より遅れますことお伝えします。3週目のクラス前までには講評を送れるよう努力いたします。ご理解のほどよろしくお願いします。
ご質問などありましたら個別れんらくでご連絡ください。
また、個別の個人面談もできます。ご希望があれば、個別れんらくでご連絡ください。
ウィカニ