元の記事:7月3週の作文の書き方です (1574字)
きら kira 2025/07/13 16:24:32 50973
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水曜17時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。
7月の3週目、そろそろ夏休みの宿題や計画がはっきり見えてくる頃ですね。自分らしい休暇にしたいですね。
3週目の書き方をお送りします。
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【ヒイラギ】感想文です。まず、要約です。
「私は改めて自分の部屋に行ってみた。昨晩母が苦労して片づけたおかげで、かなり快適そうな子供部屋になっていた。」「明らかに急激に片づけたとバレる気がする。日常とは違う、とってつけたような空気が充満している。」「先生は、入ってくるなり「お、きれいに片づいているなァ。普段はもっとちらかっているだろう?」と一番痛いところを突き、私と母は赤面した。だから、バレるようなことはしない方がいいのだ。先生は私の机の上を見て、「お、机の上もきれいになっているね。だけど引き出しの中はどうかな」と言って引き出しを開けた。万事休す。もうおしまいである。」
●ちびまる子ちゃんの作者のユーモアたっぷりの文章です。
★ 800字以上
★ 体験実例 さあ、みなさんの部屋はいつもきちんと片付いているでしょうか。お友だちが来るからとあわてて物を押し込んできれいに見せたことはありませんか。大掃除しても、二三日でもとにもどるのはどういうわけでしょうね。お父さんお母さんにも聞いてみましょう。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
感想文でもわすれずに。
★ユーモア表現 文章の途中に(笑)とでも入れられそうなユーモアを取り入れます。
★ 一般化の主題 人間にとって片づけとは、心を整理整頓するようなものですね。毎日の心がけが大切です。
【ビワ】まず、要約です。
「ユージーンは、街のなかに障害者がいることで、人の流れが変わらない街だった。そして、障害者と自然にむきあう街だった。」「「障害者に理解を示す」というより、きわめてビジネスライクな対応だった。」「ついこのあいだ、イギリスの児童文学作家、ローズマリ・サトクリフの自伝、「思い出の青い丘」を読んだ。」「傷つこうが、自分の責任で「苦境に直面する」、それを彼女は「傷つけられる権利」と呼んだ。」「障害がこの自由をどれだけ阻むかは、その時代のその社会が、障害者をどう位置づけ、そのなかで人と人との関係をどうつくっているかで決まる。」
●障害を持つ人も、特別扱いではなく普通の生活を送る権利があるという文章です。
●二段落目は導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。
★ 複数の意見一
「私たちは、障害を持つ人に手を差し伸べていくべきだ。」
★ 体験実例
目隠しをして歩いてみたり、車いすに乗ってみたり、そういう体験をすると障害を持つ人たちの気持ちがわかります。出来る手助けは積極的にやりたいですね。
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
「しかし、障害を持つ人たちが、自らの力でやり遂げようとする意思を尊重することも大切だ。」
「五体不満足」の著者である乙武さんは、障害がありますが普通の学校に通い、みんなと同じ勉学をし、学校の先生になりました。
●第四段落 ★ 総合化の主題
まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「確かに、障害を持つ人に手を差し伸べることも、自らやろうとする意思を尊重することも大切だ」
「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「しかしもっと大切なことは「私たちの人生は私たちが費やしただけの価値がある。」という言葉があるように、真に対等な立場でみんなが一つの人生を歩んでいくことである。」
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よろしくお願いいたします。
きら