元の記事:7.3作文クラス (832字)
はちみつ hirari 2025/07/16 18:28:34 51143
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高学年の課題からは月に二回感想文が続きますが、長文を読んでとくに印象的だった部分に自分の体験を結びつけると、感想や考えたことも自然と充実した内容になります。
【ヒイラギ「私はあらためて自分の部屋に」】
以前も読書に関する話題で紹介したことがあるさくらももこさんのお話です(「あのころ」)「日常とは違う、とってつけたような空気が充満している。」の‘とってつけた’ ことが巻き起こしたユーモラスな内容です。
★要約 例)家庭訪問を前に明らかに急激に片付けたことがバレるような部屋には、日常とは違うとってつけたような空気が充満している。一見きれいに見えるこの部屋も、引き出しを開ければごちゃごちゃしていて、茶番にすぎない。
★体験実例◎前の話 いつだれが来てもきれいに片付いているお部屋は理想ですね。きれいに保つ心がけがあれば、私も教えてほしいです。一方、さくらももこさんに負けず劣らずのようなとってつけた話題もおもしろいです。そうまでして取り繕う心理(笑)は何なのか? も興味深いです!(^^)!
★一般化の主題 実例をふまえて結ぶ
【ニシキギ「あれは小学校三年の」】
長文には「昆虫の成功の秘訣」が書いてましたが、人間の成功の秘訣は道具や言葉を使うこと、ともいえますね。
★要約 ふつう草食の哺乳類でサイズの小さいものは、葉だけを食べるということはせず、もっと栄養のつまっている果実や種子や貯蔵根(いも)を食べる。昆虫の成功の秘訣は、大量にありながらほかの動物たちがあまり手をつけなかった葉っぱという食物に目をつけたところにある。昆虫は羽化を節目として食性と運動法を切り替える。このように昆虫は変態することにより、小さいサイズの短所を解消した。
★体験実例 昆虫の飼育体験をふりかえると、食事や羽化のようすはすべて理にかなっていたことがわかります。
◎調べた話 昆虫以外のいきものもそれぞれ特徴を生かして命をつないでいます
◎前の話 長文後半「短所を解消した」に注目した自分の似た話 など