夏休みは楽しいご予定も多く、8月は言葉の森夏季休業期間(8.2週「お休み宿題」・振替受講)をはさみます。振替など学習の計画は、下記を参考にしてください。
「夏季休業期間中の作文の授業」
https://www.mori7.com/as/5352.html
【ヤマブキ「食べられる」か】
(要約)「ら抜き言葉」をめぐる落差と断絶自体が、国語問題の現状を反映していると見ることもできる。報告にもあるように、言葉遣いについて審議会は「ゆるやかな目安、よりどころ」を示すにとどまるべきだ、という立場をとっている。時代の変わり目で、私たちの言葉をどうしていくか、各自が考えていく必要があるということだ。
★意見A「新しいものが出てくるのは当然だ。」★意見B「しかし古いものも大切だ」
(実例のポイント)
言葉以外の「新しい」「古い」を実例にした場合、長文の主題とずれてくることもあります。結びでは必ず長文の述べている題材(今回は言葉・言語)に関連させてまとめましょう。
【ピラカンサ「バルカンの歴史は」】
バルカン地域の問題は、過去が現在を決定するというよりは、現在が過去を操っていることにあると言えよう。かつてフロイトは、二人種間の違いが実際には小さければ小さいほど、その差は想像のなかで不気味に増幅されていくと主張して、この現象を「微差のナルシシズム」と呼んだ
(解説より)
名言集「自国への賞賛が他国への軽蔑によって支えられているのであってはならない」という言葉がありますが、小さな差異を実際以上に強調し、相手を引き下げることによって、自己満足するという人間の弱い部分を念頭に置き、
【私たちは、相手との比較によって自己確認をすべきではない】★当為の主題