元の記事:「食べられる」か (1102字)
まこ akomako 2025/08/01 19:40:19 51709
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「食べられる」か「食べれる」か、「見られる」か「見れる」かなどの「ら抜き言葉」に関心が集まっている。言葉の違いはまず世代間の断絶が背景にある。「はんぴー」や「アンビリ」などの若者言葉は日本語の境界さえ飛び越えていく。もともと地域による違いもある。「ら抜き言葉」が普通に使われている地域もある。根本には、言語観の違いもある。そもそも言葉は変化していくもの、という考え方に対して、美しい言語が文化の基礎であるという考え方もある。時代の変わり目で、私たちの言葉をどうしていくか、各自が考えていく必要がある。
新しいものが出てくるのは良い。
新しい言葉が出てくることによって、言葉のバリエーションが増える。
例えばエモいという言葉は、心が揺さぶられるような、なんとも言えない良い気持ちを表すが、その気持ちは、なんとも言えないとあるように、エモいという言葉がなければ表しにくい。けれどその言葉が出てきたことによって、その言葉だけで説明することができるようになった。他にも、エグいなど、新しく出てきた若者言葉はたくさんある。わたしも、エグいという言葉を使うことがある。エグいという言葉は、同じ言葉でも、文によって様々な意味になる。例えば、あのダンスエグいと言えば、ダンスがとても上手いと、ポジティブな意味になり、今日暑すぎてエグいと言えば、暑すぎてつらいと、ネガティブな意味にもなる。ひとつの言葉で色んな場面で使えるから、便利だ。
古いものも大切だ。
古いものは守っていかなければならないから。
世界には、話し方以内にも、昔からある、大切な文化がある。日本にも、様々な、受け継がれてきた大切な文化がある。例えば、書道や和食などだ。書道は、飛鳥時代に中国から伝わり、奈良時代に広まった。今も残っているということは、昔の人が大切にして受け継いだということだと思うから、私達もその大切な文化を、残していかなければいけない。また、和食は、ユネスコ無形文化遺産に登録されており、寿司、天ぷら、ラーメンなど、世界中で人気がある。しかし、今、和食を食べる頻度が減っている。特に若い世代で減っている。でも、和食は栄養バランスが良いことなど、良い面がたくさんあるから、後世に残すために、私達が子供に伝えるなどして、文化を守っていくことが大切だ。
いかに飽きずに続けるかではなく、飽きることと続けることをいかに両立させるかということだ。
新しい物を生みだしながら、古いものを守っていくように、新しく出すことと、古いものを守ることを両立させることが大切。
これからは、古いものを使ったり伝えたりして守っていきながら、新しいことも生み出して使っていきたい。