元の記事:10月1週の作文の書き方です (1740字)  
きら kira 2025/09/27 09:15:42 53693  1
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 水曜17時の作文クラスのみなさまへ
 お世話になっております。過ごしやすい日が増えました。移動教室で楽しい学習にのぞんだり、合唱コンクールなど芸術の学習をしたり、行事も秋になってきました。作文も、新しい課題フォルダで気分一新しましょう。水曜日からスタートです。
 各学年、作文の新しい工夫にチャレンジします。
4年生 ★ 動作情景の結び
5年生 ★ 書き出しの結び
6年生 ★ 書き出しの結び
中学1年 ★ データ実例
中学2年 ★ 昔話の実例
中学3年 ★ 伝記実例
 新しい項目の詳細は「作文の書き方」に解説しています。さらに作文を豊かに実らせていきましょう。
10月1週の作文の書き方です
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【フジ】「私の名前」です。書き出しのくふうをしながら、自分の名前の紹介と、どういう由来で命名されたのか説明します。あらかじめ取材しておく必要があります。
★  1000字以上
◎ 書き出しの工夫
 セリフや音、情景で書き出します。名前を呼ばれているところもいいですね。
◎ 体験実例 
 二段落目に、名前がつけられた時のことをくわしく書きます。お話を聞いて自分の思ったことも書きましょう。
 ちなみに先生は、絵美という名前。「絵のように美しい子になあれ」だよねと思っていたら「絵をじょうずに描ける子になあれ。」でした。ちょっとがっかり?
★前の話聞いた話 作文で話題の転換をする練習です。
 家族の名前の由来、偉人の名前の由来など、聞いたり調べたりしたお話を書きます。昔の武将は、成長したり出世したりすると、何度も名前が変わっていましたね。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ことわざの引用
★ 一般化の主題  「人間にとって名前とは〇〇である」生まれて初めてのプレゼントですよね。
★書き出しの結び  書き出しの5行(100字)以内に使ったキーワードを結びの5行(100字)以内に使って結ぶという書き方です。
例:「〇〇〇〇、ぼくの持ち物には名前が書いてある。(書き出しの工夫)
 ……ぼくは、新しいノートに〇〇〇〇と名前を書いた。(書き出しの結び)
【ユーカリ】新しい課題の最初だけ「題名の課題」になります。テーマについて自分なりの導入の文章を書いて一段落目とします。
★1000文字
〇まず、導入の文章です。テーマは「スポーツの勝ち負け」です。体育祭のこと、応援している野球やサッカーのこと、オリンピックのことなどにふれて、スポーツには勝ち負けがあると論じます。
●二段落目は導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。
★ 複数の意見一
「確かにスポーツに勝ち負けは必要だ。」
◎ 体験実例
 体育の授業でも、部活動でも、体育祭でも、試合にははっきりとした勝ち負けがあるからこそ、練習に打ち込むことができます。応援にもはりあいがありますね。
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
「しかし、勝ち負けにこだわるのはよくないという考えもある。」勝ち負けではなく、自分を鍛えること、健康を保つことに意義があるといった考えです。
★昔話実例   第三段落目の社会実例を昔話や童話の引用として書いていく練習です。
(例)「ウサギとカメ」という昔話は、ウサギが油断したためにカメが勝利したという話である。このように、ふだんからコツコツと努力して鍛えることにスポーツの良さがある。
●第四段落 ★ 総合化の主題
 まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「確かに、スポーツの勝ち負けには、いい面も悪い面もある。」
 「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「しかし、いちばん大切なことは、『ライオンは、一匹のウサギを倒すためにも、全力を尽くす。』という名言もあるように、その勝ち負けを通して互いが成長していけるかどうかということではないか。」
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新しい工夫を三か月でうまく活用できるようにしていきましょう。
 よろしくお願いいたします。
                             きら