元の記事:スポーツの勝ち負け、けんか (1091字)
まこ akomako 2025/10/03 19:57:59 53896
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私の学校では、6月に運動会があった。運動会は、2位以上の順位がでて、その2クラスは優勝、準優勝となり表彰される。全てのクラスが優勝を目指して競技をし、熱くなるのが運動会だ。私のクラスは、今年の運動会ではどの競技も良い結果を出せず2位以上にはなれなかった。目標の優勝をすることができず、とても悔しかった。それでも、運動会では持っている力をすべて発揮できたと思うし、友達と楽しみながら競技ができたから、私の中でも楽しい思い出の一つになっている。
確かに、勝つことは大切だ。なぜなら、勝てればとても嬉しいからだ。去年の私のクラスは、運動会で優勝した。運動会は、様々な競技があり、全力を出してクラスのみんなで取り組むことは楽しい。でも、ただリレーや大縄に取り組むだけでは、楽しいとは思うが、嬉しいという感情は生まれてこない。それに順位をつけると、競技の楽しさに加え、1位を取れたときには嬉しさも湧いてくる。さらに、優勝という目標があれば、全員でその目標に向かって競技に取り組むことができ、団結力が高まると思う。
しかし、楽しむことも大切だ。なぜなら、結果だけを求めるのはあまり良いことではないからだ。おむすびころりんという昔話がある。それは、おむすびを穴に落としたおじいさんが穴の中のねずみに色々なおもてなしを受け、そのおもてなしを目的に悪いおじいさんが穴にわざと入ったがおもてなしはなかったというお話だ。良いおじいさんは、おむすびを穴に落とすと聞こえてくる歌や、ねずみと過ごす時間を楽しみにしていたが、悪いおじいさんはその時間を楽しもうとしたのではなく、おもてなしを受けるためだけに穴に入った。楽しんだ良いおじいさんはおもてなしを受けれたが、おもてなしだけを求める悪いおじいさんはおもてなしを受けられなかった。
確かに、スポーツでは勝つことも楽しむことも大切だ。しかし、いちばん大切なことは、様々なあたらしいことに挑戦することだ。「飽きるということも、一つの能力のあらわれである。」という名言がある。この名言の意味は、ヒューマノイドという本に書かれている。ヒューマノイドのキャラクターが、「飽きることがなかったら、ずっと同じことをやっているだけになるだろ。飽きるからこそ、新しいことをやろうとする。新しいことをやるから人間は進歩したんだ。」と言っている。このとおり、飽きることは新しいことをやることで、新しいことをやるから人間は進歩する。だから、スポーツでも、様々な新しいことに挑戦して、進歩していくことが大切だ。これからはスポーツでも、日々の生活でも、新しいことに挑戦してどんどん成長したい。