元の記事:10月2週の作文の書き方です (1458字)
きら kira 2025/10/08 18:16:43 54156
0 
火曜18時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。少し早めになりますが、2週目の「作文の書き方」をお送りします。
新しい課題の第一作目の作品、みなさんしっかり書くことができています。新しい項目もチャレンジできました。この調子でいろいろなテーマで練習しましょう。
小学生のみなさんの作文の新しい項目の結びの工夫ですが、感想文のときはなくてもかまいません。
中学生のみなさんの、体験実例に加えていくデータや昔話の実例は、できれば三段落目にもってくるとバランスがいいです。意見を挙げる順番を工夫してみてくださいね。
10月2週の作文の書き方です。
----------------------------------------------------
【ツゲ】「ゆるしてあげたこと」です。お友だちと言い合いになったり、けんかしてしまったりすると心がチクチクします。しばらくして「いいよ」とゆるしてあげると、すっきりします。前よりもっとなかよくなれたりしますね。お父さんやお母さんの経験もきいてみましょう。
★700字以上
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
できれば、感動の場面で使いたいですね。
★ ですます 事実文は、過去形で書かれる形が自然に多くなります。ここに、現在形を入れて文章の流れに変化を作る練習です。
(例)〇〇くんと仲直りしたら、気持ちが明るくなりました。ラグビーの試合で勝ったような気分です。
★ 心の中で思ったこと 口には出さなかったけれど(出せなかったけれど)、心の中で思ったことを書きます。
ゆるしてもらうのは大変だから、けんかをしても自分からゆるしてあげようと思いました。
★ 動作情景の結び/作文 作文の結びを「思いました」のような平凡な書き方ではなく、動作や情景で結んでいく練習です。
(例)ぼくは、これからも友達を大切にしようと思いました。そして、明日の学校の準備をしました。
【フジ】「柿」の話です。まず、要約します。
★ 1000字以上
◎ 要約 文末は常体に。「カキこそは千年にもわたって日本人と共にあり、幾多の詩歌に詠まれてきた郷愁の果物といえます。」「柿はビタミンCを格別にたくさん含む果物です。それはリンゴの二十三倍、温州ミカンの二倍にも達し、長年にわたって日本人の貴重なビタミンCの供給源となってきました。」「カキはなぜ渋いのか? あたり前のことのように思えますが、その生物学的な意味についてはこれまで追求されたことがほとんどなかったようです。」「渋は無用な時期に果実が動物に食われるのを防ぐ、「適応」的な意味を持っていると思います。」長くなるようなら、自分の体験のところと重なる部分だけ抜き出してみるとうまくいきます。
◎ 体験実例
自分のことで柿のことを書きます。最近はいろいろな果物があるので、あまり食べない人が多いかもしれません。じつは柿はあまり好きではないという人もいるかもしれません。干し柿はどうでしょうか。
★前の話聞いた話 作文で話題の転換をする練習です。
お父さんお母さんにも取材しましょう。柿渋の利用方法を調べてみてもいいですね。
有名な俳句もあります。柿食えば鐘がなるなり法隆寺 昔は秋といえば柿だったようです。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ことわざの引用
★ 一般化の主題 「私たち日本人にとって柿とは〇〇である」
--------------------------------------
よろしくお願いいたします。