元の記事:ウィカニクラス通信(10月号)その3 (1239字)
ウィカニ aokani 2025/10/14 05:17:56 54379
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木曜日10時オンライン作文クラスの授業にご参加の皆さんへ
★10月19日(木)は10.3週の作文クラスです。
作文の準備をして以下の4つのメモを発表室に入れてクラスに参加しましょう。
1、意見Aと体験実例
2、意見Bと(体験実例)昔話実例/長文実例/社会的実例
3、総合化の主題
4、名言の引用
以下、作文の準備のヒントにご利用ください。
【ユーカリの課題】「何でもよく知っていて」の感想文です。
この長文は、ある朝、庭を散歩して、小さいころに遊んだものを見てまわったが、もはや子供のころのように無邪気に見ることはできなかった。トカゲをつかまえたが、昔のようなよろこびは感じられなかった。汽車が走ってくるのを見たとき、自分の本当の喜びはここでは得られないと思い、その列車に乗って世の中に出てみたいと思ったという話です。これは、ヘッセの少年時代の回想です。無邪気な子供時代から、自我に目覚める青年時代に移り変わる心の変化を描いていています。この長文は、意見文や説明文ではなく事実文なので、この文章自体から意見を探すことはできません。自分なりに対立する二つの考えを設定して書いていきます。
書き方の流れ
:第一段落:要約を書きます。
:第二段落:
意見Aを書きます。例えば、「確かに、人間には無邪気な子供時代も必要だ。」という意見を書きます。次に、理由も書いてみよう。たとえば、「なぜなら、そこで自然や家族と一体になった満足感を味わうことができるからだ」。次に、その実例を書きます。たとえば、私は、子供のころは、毎日友達とたっぷり遊んで充実していた毎日を送っていた。ある日〜。
:第三段落
反対の立場の意見Bを書きます。たとえば、「しかし、人間には、親や自然や友達から離れて、ひとり孤独に自分を見つめるような時代も必要だ」。
昔話実例を入れてみよう。たとえば、「昔話に、桃太郎の話がある。桃太郎は、おじいさんおばあさんの愛情の中で暮らしていたが、ある日、きびだんごを作ってもらい、鬼退治に旅立つ。これが桃太郎の自立の始まりだ」など。
:第四段落
意見C(総合化の主題)を書きます。「大事なことはAかBかではなくCである。」のような言い方で、いままでにあげた二つの意見それぞれに理解を示しながら、さらに上の発想Cをしてまとめていきます。
例えば、「愛情の時代も、自立の時代も、人間にはどちらも必要だ。その時代をたっぷり充実して過ごすことが次の時代の準備になる。反抗期のない子は自立が遅いとも言う。僕も、それぞれの時期を精一杯に過ごしたい。『脱皮できないヘビは滅びる』という言葉があるが、僕もこれから新しい自分に脱皮していきたいと考える。」と総合化した意見を書きます。名言も入れてまとめてみよう。
★ 目標字数:1000字以上
★★紹介する本は読書記録に記入をしておきましょう。
ご質問などありましたら個別れんらくでご連絡ください。
また、個別の個人面談もできます。ご希望があれば、個別れんらくでご連絡ください。
ウィカニ