ログイン ログアウト 登録
鳥の村

  
  メールの受信登録

   新規投稿  編集

振替制限5名
説明編集
※講師が書いた記事は、参加者にメールで連絡が届き、記事が茶色の文字で表示されます。
 生徒が書いた記事は、参加者にはメールは行かず、記事が黒色の文字で表示されます。
 生徒が書いた記事は、発表室に表示されます。限定表示にすると、先生だけに表示されます。





< 前 | 現在1-15番 | 次 > 16-30(全136件)
 
and検索 or検索
このpage 全page検索


元の記事:
12月1週の作文の書き方です (2123字)  きら kira 2025/11/27 22:02:35 56119   0     

月曜20時の作文クラスのみなさまへ


 お世話になっております。
 いよいよ師走となります。12月は月曜から始まりますので、1日が1週目、進級テストの回となります。今学期は目標字数が1000文字になっています。それ以上、できれば1200文字のペースで頑張ってみましょう。
 為せば成るの積み上げが文章力、国語力になります。

12月1週の作文の書き方です
--------------------------------------------
【ムベ】人間は生物のなかで優位に立ったために緊張感なくだらだらと生きているのではないかという文章です。
★ 1000字以上
 まず要約です。「人は二足歩行で手を解放し、その手に道具を扱う役割を持たせ、それを発達した大脳で制御するという方法によって、急速に強い優勢な動物になった。」「強くなったために狩る立場に立つことはあっても狩られる側にまわることはほとんどなくなった。」「動物の場合、われわれとは死の概念自体がずいぶん違うのではないかと思うのだ。」「 動物は愚かだから悩みがないと言うのは間違いだ。動物たちはお互いに大きな知恵を共有することで個体のエゴを制限し、そこにちゃんと安心立命を見出している。」「近代の宗教がまことしやかに語るやすらかな最期や大往生の準備とは、実は失われた野生動物と狩猟民族の精神の回復ということではないのか。」
★是非の主題 そこから「野生動物のように、死を意識して生きることは大切だと思う。」という主題をあげます。
●第二段落は 「第一の理由は」と書き出して、まず理由を表すまとまった一文を置きます。
★ 複数の理由一
「第一の理由は、死のような締め切りがあるからこそ物事に一生懸命に取り組むことができるからだ。」そのあと自分の体験例などを具体的に。
◎ 体験実例
 ふだんはマイペースでのんびりしていても、締め切りがせまると別人のように頑張れるということがあります。勉強も、部活動も、お稽古事もそうですね。
●第三段落は「第二の理由は、締め切りを意識していると、計画性のある主体的な人生を歩むことができるからだ。」
人生100年の時代になったそうですが、充実させたいですね。
★データ実例・長文実例  数字や固有名詞がわかるようなデータを入れて説得力のある文章を書く練習です。
 日本人の平均寿命が長いというデータや、仕事のやりがいの調査など、いろいろ使えそうです。
●第四段落 
★ 反対意見への理解「確かに、死を克服しようとして人間の文化は進歩してきた。」と反対意見に理解をしめします。
 つぎに「しかし」と展開して、
★ 名言の引用 最後の主題の前に
「〇〇〇という名言があるように」と引用します。
しかし、「『限られた人生で、大事なことは、「何をするか」ではなく「何をしないか」である。』という言葉があるように、締め切りを意識するからこそ有意義な人生を送ることができるのだ。」



【ユーカリ】言葉が私たちの行動に影響を及ぼすことがあると述べられた文章です。
★1000文字
〇まず、要約です。
 スポーツなどの専門分野で使われる特別な言葉は、実際に経験しないと言葉の意味に従って体を動かすことができない。逆に、「失敗するかもしれない」と思ってしまうとそれが過去の失敗の経験と結びつき本当に失敗してしまう。以前に成功した経験が脳の働きと結びつき、成功を重ねることになる。人間は常に自己暗示によって行動しているのである。

●二段落目は導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。
★ 複数の意見一
「言葉が行動にプラスの影響を与える面はある。」
◎ 体験実例
 人からのアドバイスの言葉、励ましの言葉が勇気を出させてくれて成功に結び付くことがあります。また、ドキドキして緊張しているときに、おまじないの言葉をとなえると、落ち着いたりしますね。
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
「しかし、言葉が行動のブレーキになることもある。」
「やってはいけません」といわれるとやってしまう。「失敗したらどうしよう」は失敗を招きがち。
★昔話実例  社会実例を昔話や童話の引用として書いていく練習です。
(例)昔話には「見るなの禁忌」になっているお話が多く見られます。恩返しのお話では「決して見ないでください」と言われたのに見てしまいます。浦島太郎もたまてばこをあけてしまいます。
★★二段落目と三段落目を入れ替えて、成功に結び付く方に昔話実例を入れるのも効果的です。
●第四段落 ★ 総合化の主題
 まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「確かに、言葉には大きな力がある。」
 「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「しかし、いちばん大切なことは、『短所をなくすいちばんよい方法は、今ある長所を伸ばすことである』という名言もあるように、言葉の持つプラス面を生かしていけば、そのマイナス面も自然になくなっていくはずである。」
---------------------------------------------------------
よろしくお願いいたします。


                           きら



上の記事に対するコメント▼

題名:
    本文が長いときは、フォームに直接書くよりも、書いたものをコピーして貼り付けることをおすすめします。
本文:
名前:名前は本名でなくてかまいません。自由につけてください。
 sb-ge-2000-kira の生徒にメール送信
(講師の投稿は、体験を含むクラス生徒にメールとして送られます。)
コード: パス:
   公開 限定 画像は、送信確認をしたあとのページで入れられます。

< 前 | 現在1-15番 | 次 > 16-30(全136件)



Online作文教室 言葉の森    鳥の村 管理の鳥 「作文月2000きら」 昨日から 0