元の記事:このところ、ドストエフスキー (534字)
まこ akomako 2025/11/28 19:52:33 56161
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古典とは、永遠に新しいものだ。時代の流行を代表するような作品は次々にあらわれ、その時代にはたくさんの人に読まれるが、その多くは、いつの間にか消えていく。作家の気質が時代の気質によくあったり、そぐわなかったりするからだ。一人の人間でも、色々な感じ方がある。こういう人間の性質は、人間が生きのびる限り同じだ。古典とは、人間の本質を、その時代の素材を用いて表現しているものだ。古典が今も生きていて、生きているものが読み手に語りかけるから耳を傾けるのだ。
確かに、古典には魅力があると思う。
なぜなら、長い間人々に愛され続けてきたからだ。
国語の教科書に古典がのっていて、古典について勉強している。古典はずっと昔にできたものだが、今でも教科書にのっているということは、長い間人々に親しまれてきたということだ。
しかし、流行のものにも魅力があると思う。
なぜなら、流行はその時代に合ったものだからだ。
いちばん大切なことは、自分にあったものを選ぶことだ。
「家の批評ができるのは、建築家ではなくそこに住む人である。」という名言があるように、他人の考えではなく自分にあったものを選び好きになることが大切だ。
これからは古典を選ぶか流行を選ぶかではなく、本当に自分の心に響くものを見つけていきたい。